【美しい女子大生】千葉大学4年・坂本桜の美しさ

美しい女子大生の素顔に迫る。千葉大学4年・坂本桜の内なる美しさ、とは。（取材は2023年2月）

―――生年月日と生まれ。

2000年7月6日生まれで、出身は宮城県仙台市です。

―――小さい頃のあなた。

人前に出るのが好きで、転勤族だったので周りの子にどんどん話しかけるタイプだったと思います。2歳から学習塾で国語を習わせてもらっていたので、絵本や本が大好きでした。

―――初恋。

全く覚えていませんが、幼稚園生の時だったと思います。バレンタインにチョコをあげた記憶があります。

―――誇れるところ。

好きなものに一直線なところです。実は大学2年生まで、別の大学の経営学部にいました。でも、小さい頃から本が大好きで、どうしても文学部への思いを捨てきれなかったんです。なので、1年間猛勉強して、千葉大学の文学部に3年次編入しました。千葉大学を選んだ理由は、私が好きな作家を研究している教授がいらっしゃったからです。編入は、就活との両立など大変なことも多かったですが、好きな作家の作品を題材にして卒論を書くことができて、とっても幸せでした。

―――熱狂する瞬間。

大好きなアイドルを見ている時です。高校生の頃から乃木坂46さんや日向坂46さん、＝LOVEさんなどが大好きで、たまにライブやオンライン握手会に参加しています。ついこの間も、たった2秒間ですが推しているメンバーとオンラインで話すことができて大興奮しました。

―――最も悔しかった。

中学校の時、合唱コンクールのピアノ伴奏で最後の1音を外してしまったことです。毎日みんなで一生懸命練習していたからこそ、申し訳なさでいっぱいでしたし、自分の詰めの甘さを憎みました。

―――いま努力していること。

残りわずかな学生生活を楽しむことです。1人で文学散歩をしたり、喫茶店で本を読んだりする時間を大切にしています。それから、春から関東ではない場所に住むため、大事な友達ともたくさん会うようにしています。「東京納め」と題して、普段行かないようなキラキラしたアフタヌーンティーに行ってみたり、月島でもんじゃを食べてみたりと、付き合ってくれる友達に感謝です。

―――夢。

自分の足で赴き、直接見たり聞いたりしたことを自分でまとめて、多くの人に発信できるような存在になりたいです。

―――美しい人、とは。

映画『キューティ・ブロンド』のエルのような強くて自立した女性です。勉強の努力を怠らず、でもおしゃれや美容も忘れずに生きる姿に憧れます。

―――世界でいちばん美しいと思うもの。

日本語です。本を読んでいると文章の美しさに度々衝撃を受けます。好きな文章をあげるとキリがないのですが、例えば誰もが知ってる太宰治の『正義と微笑』という作品では、「生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ」という一文が好きです。文学研究って何のためにするの？とよく聞かれますが、この一文で私の大部分は本で出来上がってるなと改めて実感しました。