劇団4ドル50セント、女性同士の恋愛劇に挑戦!「役を超えた何かが芽生えそうになった」恋愛観に影響も?

すべての画像をチェック

劇団4ドル50セントが、12月23日から中目黒のキンケロ・シアターにて舞台「劇団4ドル50セントとろりえの年末」をスタート。同日、ゲネプロと取材会が行われた。

今回、劇団4ドル50セントはこたつチームとみかんチームの2つに分かれて、女性同士の恋愛劇に挑戦。主人公・いのりが二人の女性の間で心が揺れ動く葛藤を、繊細に描いていく。

(左から)岡田帆乃佳さん、荒井レイラさん、梅舟惟永さん、仲美海さん、前田悠雅さん、岩井七世さん、立野沙紀さん、安倍乙さん

取材会には、こたつチームから仲美海さん、岡田帆乃佳さん(以上劇団4ドル)、梅舟惟永(ろりえ)さん、荒井レイラさん、みかんチームから前田悠雅さん、安倍乙さん、立野沙紀さん(以上劇団4ドル)、岩井七世さんのキャスト全員が出席。

(左から)仲美海さん、前田悠雅さん

みかんチームで主役を演じる前田さんは取材会で、「女性を好きになったことはない」としながらも、稽古を重ねるにつれ共演の立野さんや岩井さんのかわいさに引かれていったことを明かし、「役を超えた何かが芽生えそうになる瞬間は何回かありました」と告白。

一方、こたつチームの主役を演じる仲美海さんは「好きな人がいるのに好きな人ができちゃったりして、疲れてしまう部分があるのは共感できました。疲れますよね、恋愛って(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

(左から)立野沙紀さん、安倍乙さん

また立野さんも「女性を好きになったことはないけど」と明かしたが、SNSなどを通し同性のカップルには触れてきたそうで、「(恋愛は)男女関係なく思っているので、自分自身の恋愛経験を思い出しながら演じました」と語った。

安倍さんは「共感できることは全くなかった」と語り始め、「私は恋愛をしたことがあまりなく、心から人を好きなったことがないので…。でも友達でそういう子がいるから色々聞いたりしました」と役作りについてコメント。すると立野さんから「その友達って私じゃない(笑)?」とツッコミが入る一幕も。

取材会では役者それぞれが思う、恋愛の形についてなどが語られた。

◆「劇団4ドル50セントとろりえの年末」

今回の舞台は、劇団4ドル50セントが2020年に様々な劇団や演劇ユニットとコラボ上演を行ってきた第4弾に当たる。今回は劇団ユニットろりえとのコラボ上演。女性4人の交錯する秘めた想いや愛の葛藤など、揺れ動く感情をハートフルかつ面白おかしく描いた作品。

今回のゲネプロはこたつチームが演じた。

◆舞台への意気込み

<こたつチーム>
・仲美海さん
久しぶりのお客さんの前は緊張します。コロナ続きの今年、何もなかったとは言わせないように、心に残るような作品にしていきたいです。
・岡田帆乃佳さん
久しぶりの劇場公演、しっかり熱を届けたいです。年末最後にみなさんにほっこりして帰っていただけるように頑張ります。
・梅舟惟永(ろりえ)さん
厳しい状況の中、足を運んでくださるお客さまと楽しい時間を共有できるよう頑張っていきたいと思います。
・荒井レイラさん
ご時世的にも色々大変な中、上演できるのを嬉しく思います。私たちが今できることを精一杯やって楽しんで帰ってもらえるように精一杯頑張りたいと思います。

<みかんチーム>
・前田悠雅さん
終わりよければすべてよし、と思えるような作品にしたいです。カンパニー一同最後まで欠けずに、頑張っていきたいです。
・立野沙紀さん
大変な状況ではあるが、1時間10分の時間だけでも、楽しいひとときを過ごしていただけるように一生懸命演じたい。
・安倍乙さん
今回の役で新たな一面を知ってほしい。当日券もあるので、ぜひ見に来ていただきたい。頑張ります。
・岩井七世さん
万全の対策をして稽古を進めてきましたので、年末最後の観劇の締めくくりに選んでいただけたら何よりです。

◆取材したライター田原実来の目線

女性同士の恋愛を描いた今回の舞台、ゲネプロを観劇。同性間の恋愛を自然に魅せる演技に、女性を好きになったことのない私でも、共感できる部分をたくさん発見することができ、恋をするのに性別は関係ないと改めて感じました。クスッと笑える部分もあり、最後にはほっこりとした温かさを感じられる、素敵な舞台に仕上がっていました!

◆イベント概要

◯イベント名
劇団4ドル50セントとろりえの年末
◯会場
東京・中目黒 キンケロ・シアター
◯開催日
2020年12月23日〜29日(全12公演)
◯脚本・演出
奥山雄太(ろりえ)
◯出演者
こたつチーム…仲美海、岡田帆乃佳(以上、劇団4ドル50セント)、梅舟惟永(ろりえ)、荒井レイラ
みかんチーム…前田悠雅、安倍乙、立野沙紀(以上、劇団4ドル50セント)、岩井七世
◯あらすじ
実家の引っ越しを手伝うために帰省したいのりは、高校時代の恋人みほと再会する。いのりは同棲中の恋人・七子さんに本当の事を告げられぬままみほと会い続け、そうこうしている間にクリスマスを過ぎ、ついに年末がやってくる。
・演目尺:約70分
・稽古期間:1ヶ月半

(取材・文/田原実来)

この記事の画像一覧(全23件)