原愛音、映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い』ヒロイン抜擢!「人の温かさがそのまま出ている映画」

すべての画像をチェック

JR東日本の駅中コンビニNewDaysの新CMに抜擢されるなど現在注目度急上昇中の若手俳優、原愛音さん。今回、映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い』のヒロイン役に抜擢!高校生役ということもあり、彼女の高校生時代のことや映画の撮影現場の様子についても迫った。

〈INTERVIEW〉

映画のヒロイン役に選ばれた時の心境を教えてください。

監督とは福岡にいた時にお仕事でご一緒していることもあったのですが、東京に上京してきて「久々に会おう」ってなってお会いしたのと同時にこのお話も頂いていて、富山には行ったことが無かったんですが、富山でのロケという話を聞いて興味はあったし、お話自体も凄く面白いなと思ったので嬉しかったです!

― 俳優活動を振り返って、ヒロイン役を演じて変わったことがあれば教えてください。

ドラマとかになると結構スタジオに入って撮影するんですが、映画ってなるとロケがすごく多いし、本当にその街の人と直接密に接するので、色んな人と自分からコミュニケーションを取ろうとしたりとか、色々な現場を通して役に対して「もっとこう言う風にできないかな」とか、街の人と話すことでより考えられるようになって幅が広がったかなと思います。

 今回は高校生の役という事でしたが、ご自身の高校生活と照らし合わせて役と共通するところがあれば教えてください。

実際に共演した2人が現役の高校生だったので、私は卒業して少し上の歳ということもあってテンション感が合うかなって思ってたんですけど、当時の心のまま一緒にふざけたりもしたので、そこはもう高校の時を思い出してというか、変わってないなと感じました(笑)。

 原さんは高校生の頃はどういう子でしたか?

外で遊ぶことがそんなになくて、基本いつものメンバーと4人くらいで一緒にいることが多かったです。常に同じメンバーといたというのも今回の映画とリンクするところかもしれないです!

 どんなところで遊んでいましたか?

高校が福岡だったので、授業が終わったらすぐに友達とそのまま博多か天神に出かけたりしていました。天神は友達と休みの日に行くことが多くて、学校終わりはとりあえずみんなお腹がすいているのでご飯を食べに博多駅に出てました。博多駅に行ったら映画館もあるし、ご飯食べるところもあるし、服も見られるし、カフェに入ってずっと喋ってたりっていうのが多かったです。

 役作りで大変だったことを教えてください。

去年卒業したばかりというのもあって、役作りで大変だったことは正直なかったんですけど、主人公のトオルと花凜の2人でいる場面で「この町が嫌い」みたいな話をするシーンがあって、そこは台本を読んだ時からここは大切にしなきゃいけないんだなというふうに感じていて、実際に現場に行った時も監督とトオル役の酒井くんと3人で何回かディスカッションを重ねたりして、監督に「ここはもうちょっとこうして欲しい」とか話を貰ったりしたのでそこが結構大変だったというか、力を入れたかなって思います。



 今作は、射水(いみず)市の街並みや放生津曳山祭(ほうじょうづひきやままつり)など富山県が舞台になっている作品ですが、作品を通して知った富山県の魅力を教えてください。

とにかく人が温かいです。東京から知らない人が入ってくることに対して、普通ちょっと距離があるかなって思ったんですけど、もう入った初日の日から「よく来たね〜!」みたいな感じですごくアットホームに迎えてくださって、なんて温かい人たちしかいないんだろうって思いました。エキストラの方とかその町にお住まいの方とかも実際に見に来てくださり、「撮影しよっとね!」って方言で話しかけてくださって、すごく優しい町だなって、すぐ大好きになりました!

― 富山県の名産品は食べましたか?

地元の方が共演者の中にも2人いたので、2人に連れて行ってもらったりとか、ロケ弁も豪華だったんですよね。海鮮丼が出たり、劇中に出てくるラーメンも食べたりしました!

― 観光スポットには行きましたか?

劇中に出てきた場所には行きました。それこそ休みの時に、監督から「自転車貸すから自由に行って来ていいよ!」と言われて、1人で海王丸パークまでサイクリングがてら行ったりとか、喫茶店を調べてみて行ってみたりして堪能しました(笑)。

― 結構アクティブなんですね!

撮休で2、3日空いた時があって、どうしようって思ったんですけど、基本的にほぼ現場に一緒に行きました。やっぱり1人でいるよりも現場にいた方が楽しいですし、勉強もできるし、監督に「現場に行ってもいいですか?」と聞いたら、「いいよ!」と言ってくださって、なんならスタッフとして働いてるみたいな時もありました(笑)。

― 長期になるとスタッフさんとの垣根が無くなってきたりもしますよね。

今回、スタッフとして地元の方がお手伝いで入ってくださって、何も分からないという方も多かったので、私のほうが少なからず現場を経験してきているから、自分が動いたりもしました。メイクさんも地元の方で、入るタイミングがわからない時に「今のタイミングで行っていいと思いますよ!」と言ってあげたりもしました。

― 出演者に「今だよ!」って言ってもらえれば安心できますよね。

そうですね、安心出来るかなって思いました。現場作りとか、みんなで作り上げているっていうのがすごく楽しいというか、その瞬間がやっぱりお仕事をやっていて1番楽しいなって思える瞬間かなって思います!

― 最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします!

富山ってまだ全然知らない方のほうが多いのかなと思うので、射水市や曳山祭は生で見る迫力ももちろんですけど、大きいスクリーンで観ると現場で見た迫力がそのまま映っています。人の温かさも映画の中にそのまま出ているので、それを感じて射水に行ってみたいなと思っていただけたり、元気が出る映画になっているので是非ご覧いただけたら嬉しいです!

>>>すべてのお写真はこちら






【プロフィール】
原 愛音 Aine Hara
生年月日:2003年8月8日 身長:166cm 出身地:福岡県

(取材・文 白枝 藍/撮影 M.Yamazaki)

【CMNOW最新号のご案内】

☆好評発売中☆
表紙・巻頭特集:乃木坂46 田村真佑

CM業界の女優・アイドル・モデルが多数登場する雑誌「CMNOW」。ここでしか見られないCM撮影の裏側やインタビューを掲載する日本で唯一のCMグラビア誌。写真集レベルと評判のハイクオリティな撮り下ろしグラビアなど、写真の見応えも十分。最新号では乃木坂46 田村真佑さんが表紙を務める。

▼購入はこちらから
https://amzn.to/3I9F8Tf

この記事の画像一覧(全18件)

キーワード

関連記事