宮本和奏、北陸銀行CMキャラクター2年目突入!「これからはモデルだけでなく女優としての印象を付けていきたい」

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宮本和奏さんがメインキャラクター 北きらり役として出演されている「北陸銀行」の広告が2年目に突入!ダンスと歌に初挑戦するかわいらしい姿を楽しむことができる今回のCMも必見だ。


専属モデルを務めていた『ニコラ』は3/1(水)発売の4月号で卒業となり、女優としてもモデルとしても今後の活躍に期待が高まる彼女。今回のインタビューでは、これからの展望だけでなく高校生らしいフレッシュな一面にも迫った。

〈INTERVIEW〉

— 北陸銀行のCM キャラクター2年目突入おめでとうございます!決まったときの心境を教えてください。

まず、この温かい現場にもう一度関わることができるんだなあって嬉しかったです。また、北陸銀行のCMって色んなことにチャレンジさせていただけるので、色んな挑戦をしてみたいなって思いました。

— 今回はダンスと歌に初チャレンジとのことでしたが、苦労はされましたか?

ダンスはプロの方と踊るのですごく緊張して、「しっかり踊れるかな」って思いました。「デビデビュー」の手の振りに対して監督が結構厳しくて、角度も結構大切だったりしたのでそういう部分は大変でした。歌は色んな高さで録ったりして、「こうやってレコーディングするんだ」って思ったのと、意外に難しいトーンがあって苦戦したんですけど楽しかったです。

— 元々、ダンスや歌に自信はありましたか?

そんなにはないんですけど、どちらもすごく好きで…自信があるってよりは好きって感じです。実際いざ人前でやるってなると「大丈夫かな」って不安な部分はあったんですけど、でもダンスは先生に教えてもらって、歌は練習をしたので何とかできました!

— 小さい頃からダンスをされていたんですか?

小学校4年生からサルサダンスっていうジャズ系のダンスを2年間くらい習っていました。その後も自分でダンスを踊ったりK-POPの振りを覚えたりもしてました。いまは全然初心者なんですけど、高校でダンス部に所属しています。動くことが好きなので入りました。

— サルサダンスを始めたきっかけを教えてください。

「知り合いに先生がいるからやってみないか」って誘われて入ったのがきっかけです。最初は「サルサって何だろう」って感じだったんですけど、チームも仲良かったので楽しいなって思って続けてました。

— 高校のダンス部ではどんなジャンルのダンスをしているんですか?

高校は自由です。振付は自分たちで考えるって感じなので、ジャズ系のグループもあればK-POP系、ガールズ、ヒップホップ…とか結構分かれてます。色んなジャンルに挑戦しやすくて、今はガールズとK-POPをやっています。

— 振り入れは部活のコーチとか先生が行うんですか?

振付師を生徒の中で決めてるんですよ。生徒が「私このダンスやりたいと思ってます!」って言って、他の子がその曲にどんどん入るって感じなので、最初に言い出した子が教えてくれます。

— 芸能界に入ろうと思ったきっかけを教えてください。

お母さんから「『ニコラ』のオーディションに応募してみないか」って言われて、元々人前に立つことは好きな方だったので「やってみたいな」って思いました。

— 元々『ニコラ』を読んでいたんですか?

姉が買っていたのをたまに読んでいたんですけど、応募のときは「オーディションを受けるからには」と思ってしっかり読んで、モデルさんの名前を全員覚えたりしてました。

— 読者時代に憧れていたモデルさんは誰でしたか?

そのときから川床明日香さんがすごく憧れです。今も活躍されていて、すごくかわいいし、大好きだなって思いながら読んでいました。

— 実際にご自身も同じニコモ(『ニコラ』専属モデル)になってから、川床さんとの交流はありましたか?

私が加入したときは小6、川床明日香さんは高1で、最年少と最高学年だったんですけど、企画で相談に乗ってもらえることがあって、その時にお話しをさせていただきました。小6のときの私は全然ページに出られていないことに悩んでいて、そのことを明日香さんに相談しました。明日香さんも小6からニコモになっていて「私も加入当時は全然出られてなかったんだよ」って共感してくれて、「でも、こういう準備はできるよ」っていうのを教えてくださったのが印象に残っています。

— 今はご自身が先輩の立場になられて、後輩と接するときに意識していることはありますか?

小6のときは先輩が怖く感じて、同学年も2人しかいなくて、話す相手も全然いなかったので寂しいなって感じたことがありました。私はその子たちの気持ちが分かるので、後輩に積極的に話しかけに行ったりとか、「最近どう?」って相談に乗ったりとか少しでも力になれたらなって思いがあります。後輩のインスタとかもチェックしてて、「この子最近頑張ってるな」とか思いながら見てます。編集部さんに努力が伝わるのが一番なんですけど、私が気付けるところは気付きたいなって思うのでこまめにチェックしてますね。

— 4年以上活躍されてきた『ニコラ』もついに卒業されましたが、心境を教えてください。

結構寂しくて、実感も全然湧かなくて…。『ニコラ』のスタッフさんともお会いできなくなってしまったり、『ニコラ』しかやっていないカメラマンさんとは『ニコラ』に戻ってくるってことがない限りお会いすることは無くなってしまうので寂しいですね。

— 『ニコラ』活動期間での思い出や印象に残っているエピソードはありますか?

初めての表紙はすごく印象に残っています。私がずっと願い続けて頑張ってきた証の初表紙でもあったので、その時は達成感ももちろんですし早くみんなに届けてあげたいなって思ってました。

— 初表紙が決まったときに最初に誰に報告しましたか?

家族です。初表紙のときは電話でサプライズで発表されたんです。本当にすごく嬉しくて、すぐに家族に連絡しました。「よかったね~」ってお母さんは泣いてくれたりして。中3って結構遅めで、後輩にも抜かされたりして、やっと飾れた表紙だったので本当にみんなが喜んでくれました。

— スタイル維持やスキンケアなど、日頃から意識されていることを教えてください。

スタイルは結構大切に考えてきました。お菓子って下半身につきやすいって聞くので食べないようにしたり、あとは小さなことなんですけど、階段を使うようにしたりしています。スキンケアは、肌が荒れやすい敏感肌ですぐにニキビとかができてしまうんですよ。だから今も100%綺麗な肌とは言えないんですけど、それなりにクレンジングに気を付けたりスチーマーとか当てたり、なるべく清潔にできるようにと思って努力しています。

— 美容についての情報はどこから得ることが多いですか?

私の母が『@cosme』とかが好きで情報を集めてくれたりしていて、そのおかげもあって色んなスキンケアにチャレンジしています。あとは、ネットで情報を集めて「こういうの良いよ」とかを実際にチャレンジして「ダメだったらやめる…」っていうのをやっています。

— 最近チャレンジした美容法はありますか?

腸活にハマっています。美容にも良かったりするなと思って、ネットでも見たりするので、白湯とかお水をいっぱい飲んでます。

— 現在16歳で少しずつ大人に近づいていますが、何をしている人が「大人」だと感じますか?

私が「大人だな」と感じる人は、他人との接し方がとても上手で、幅広いところまで考えている人です。もちろん同年代でもそういう子はいるし、そういう子を見ていると「こういうことができる大人になりたいな」って思います。

— 具体的に「この人って大人だな」と感じたエピソードはありますか?

『ニコラ』のモデルさん、それこそ今回一緒に表紙を飾ったみんなって本当に心が大人な子が多くって、ぶつかることが一回も無かったんですよ。それって私たち一人一人が「この子はこういう子」ってみんなに気を遣いながら活動していたので、「本当にこの子たちは人として素晴らしいな」って感じていました。この子たちから学ぶこともすごく多くて。たとえば、みんなが良いって思えたことしかやらないとか。一人でも嫌な思いをしていたら「その子がダメならこういうのはどうかな?」って提案したりとか、企画をみんなで考えることもあったのですごいなって思いました。あとこの学年のすごいところは、悔しいと思ったことはしっかり伝えるんですよ。「こういうことは悔しかった。でも、それはその子が頑張ったことで努力はすごいなって思うから私もこうする」とか。悔しかったことは伝えるけど毎回褒め合うんですよ、全員集まると。「めっちゃ可愛くなってるじゃん!」「肌が超綺麗になってるね」とか些細なことで褒め合ったりをお互いにするので、この学年でいるときは自然とモチベーションも上がるし、人としても成長できました。

— 憧れの人はいますか?

新木優子さんです。モデルとしても女優としても活動されていて、私も将来モデルも女優も両方活躍できる人になりたいなって思っているのもあって、ずっと新木さんが憧れです。

— これからチャレンジしたいことや目標はありますか?

まずは女優としての印象を付けてもらいたいなって思っていて、今までは「『ニコラ』のモデルって宮本和奏だよね」「宮本和奏って『ニコラ』のモデルだよね」って感じだったと思うんですけど、「この子最近お芝居すごく頑張ってるよね」とか「女優としても活動して活躍しているよね」って思ってもらえるように、まずは女優として準備をしていきたいなって思います。

— 今後演じてみたい役柄や出演してみたい作品はありますか?

コメディ系をすごくやってみたくて。学生のうちに学園モノももちろんやってみたいんですけど、『今日から俺は!!』みたいなコメディみたいなものをやってみたいと思っています。あと昔からやってみたいと思っていたのが悪役で、「実は悪役でした」みたいなのって普段の生活じゃ絶対できないじゃないですか。ただの性格悪いやつみたいになっちゃう(笑)。だけど女優としてだったらお芝居だし、そういうのも表現してみたいなって思います。

— 女優として更に先、朝ドラ出演や賞をもらうなど大きな夢はありますか?

朝ドラはずっと夢ですね。今の夢はCMなんですけど、ポカリスエットのCMに出たいなって思ってます。将来大きくなって、大人になったら朝ドラとかももちろん出てみたいなって思います。

— プライベートで高校生のうちにやってみたいことはありますか?

制服で色んなところにお出かけしたいです。私もう高校生活終わっちゃう気がして(笑)。もう1年も終わっちゃった!って。この1年間制服でお友達と出かけることを全くしてこなかったんですよ。高校って夢見てたけど、意外にこういうものなんだなって感じで生活してしまっていたので、2年生になったら毎日楽しみたいなって思ってます。学生のうちに悪いことも…学校で早弁とかしちゃったりとか(笑)。制服で海とか行って写真撮ったり。あと、スカートもダンス部だから折るとめっちゃ怒られるんですよ。怒られるので折れないんですけど、放課後はバリバリ折ってお友達と色々プリクラも撮りたいし…高校生のうちに制服を着て何かしらやりたいです。

— 好きな科目と嫌いな科目はありますか?

好きな科目は基本無くって(笑)。苦手な科目は…だいたい苦手なんですけど、英語とか数学です。まあヒドい点数を取ってますね。2年生になるとコースが文理や世界史・日本史で分かれるので、私は日本史を選んだんですけど、歴史は暗記すればいけるなって。中学校のときのテストが結構難しくって、高校が意外に簡単だったりするので暗記したらいけました。まあ歴史はアレなんですけど、英語と数学は一生無理ですね。

— テスト前はコツコツ派ではなく、一夜漬け派ですか?

はい!!一週間くらい前に危機感を感じない人で「まだいいっしょ」って過ごしちゃって、本当にやらかしてます(笑)。

— ちなみに、体育などの実技系科目はいかがですか?

体育は好きですね。苦手なものもちろんあるんですけど。私ボールと仲良くなれなくて、バスケとかハンドボールとか一生できなくて、基本走ることしかできないんです。あとはダンスしか。でも、球技大会で出たくないのにバスケをやったんですよ。私すごい下手くそで…もう一生やりたくないです(笑)。

— 最後に読者に向けてメッセージをお願いします!

今まではモデルとしての印象があったと思うんですけど、これからは女優としての宮本和奏をどんどん皆さんに見ていただけるように全力で頑張るので、ぜひ応援していただけたら嬉しいです!お願いします!

【プロフィール】
宮本 和奏 Miyamoto Wakana
生年月日:2006年05月30日
星座:ふたご座
血液型:O型
出身地:東京都
身長:160cm

(取材・文 伊藤愛花/撮影 M.Yamazaki)

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