NGT48 ゲーム部初の課外活動! 西潟茉莉奈、佐藤海里、三村妃乃がゲームとNGT48を語る。

すべての画像をチェック

NGT48で結成された課外活動グループ「ゲーム部」。メンバーがSHOWROOM配信にレギュラー出演し、毎回いくつかのゲームタイトルに挑戦。 自身のゲームスキルを向上させるとともに“ゲームの楽しさ”を伝えている。今回は、部長・ 西潟茉莉奈と佐藤海里、三村妃乃がゲーム部の今と今後を語る初の課外活動をお届けする。(https://www.showroom-live.com/r/ngt48_game_bu

-あらためてNGT48 ゲーム部結成のきっかけを教えてください。

西潟 もう卒業してしまったんですけど1期生の中村歩加ちゃんが個人でも配信するくらいゲーム好きで、NGT48の活動内でもゲーム配信をしたいということから中村歩加ちゃん、西村菜那子ちゃん、私の3人で部活を結成しました。私には三つ上の兄がいるんですけど、兄のゲーム好きに影響されて私もゲームが好きになりました。小学生の頃からずっとゲームをやって育ってきましたね。特に「ぷよぷよ」のようなパズル系が好きですが、ポケモンやマリオなどの王道ゲームも押さえています。

-現メンバーの三村さん、佐藤さんはどのような経緯で加入したのですか?

西潟 歩加ちゃんと菜那子ちゃんが卒業するタイミングで「次、誰を加入させようか」と考え、スカウト活動をしたんです。それでこの2人を選ばせていただきました。ひのちゃんはずっとゲームが好きで、音ゲーも普段からやってるのを知っていたのと、ゲーム部入部を熱く、熱く希望していたので(笑)。

三村 みんな何かしらの部活動がある中で、私は何も入ってなかったんです。けど「ゲーム部に入りたい」というのをいろんなところで話していたのを知ってくださった茉莉奈さんが、スカウトしてくださいました。嬉しかったです。

西潟 そしてね、海里ちゃんは盛り上げ役として(笑)。いつも楽屋やステージ上で盛り上げてくれる明るい子ですし、発言もすごく面白いので、盛り上げ役として選ばせていただきました。

佐藤 ゲームはもともと好きで、小さい頃はよくRPGをプレイしていました。最近は配信者さんをよく見ているので、ゲーム部にお声がけをいただけたのがすごく嬉しかったです。でも、実は私もひのと一緒で、入部を熱く、熱く希望していたんです。ゲーム部担当のスタッフさんに言っていたんですけど、そのスタッフさんが異動しちゃって「私の気持ちが届かないまま終わってしまう」と思っていたら、まさかの盛り上げ役ということでお話をいただけました。すごく嬉しかったですし、ありがたかったです!

西潟 2人を選んでよかったなって思います。3人でいる時のバランスがいいんですよね。自分たちに見る目があったなと思います。

-3人の部内での立ち位置的やキャラクターを教えてください。

三村 ゲームに関しては知識がある方なので、ルール説明の時にいち早く理解し、視聴者の方に説明する、ブレーン的な立ち位置でやっています。

西潟 ひのちゃんはいつもメンバーにわかりやすく説明をしてくれるんです。

佐藤 私は説明を聞かないで自分でやってみて学ぶタイプ。説明書を読まずに家具を組み立てる人いるじゃないですか。そんなふうに、とりあえずやってみて初めてのリアクションをお届けする、リアクション担当です。

三村 私の説明が海里のリアクションのフリになってます。

-西潟さんは部長として、2人をどのように見守っているのですか。

西潟 2人とも頼もしいので、むしろ頼っています!

-2人から見て、部長はどうですか。

佐藤 茉莉奈さんはいてくれるだけで安心感があります。

三村 SHOWROOM配信するときに、早めに入って楽屋でメイクする時間があるんですけど、ゲーム部に加入してからは、毎月楽屋で「茉莉奈さんの相談室」が開催されています(笑)。ゲームとは関係ないんですけど、部長としてお姉さんとして、配信外でもいろいろ相談のってくださっています。

佐藤 私とひのはほぼ同期なんですけど、茉莉奈さんは先輩にも関わらずとてもフレンドリーに接してくださるので、いい部活になっているのは茉莉奈さんのおかげです。

西潟 ありがとうございます。何かこんなに立ててもらっちゃって恥ずかしいです…。

-部活をやっていると部員同士のトラブルもつきものです。「ゲーム中に見たあの子の本性!?」のような意外な一面はありますか。

西潟 ゲーム中は手加減なしで、先輩後輩関係なく戦いますね。

佐藤 「先輩を立てて負けて!」って茉莉奈さんに言われたことが何回かありました(笑)。でも私たちはそれに屈しないで、全力で戦っています。

西潟 海里ちゃんのリアクションが大きすぎて、それに驚いて事故を起こしちゃうことがあります。

-ゲームの魅力も伝えるために、ゲーム配信で気をつけていることや意識していることを教えてください。

西潟 配信しつつ、みなさんのコメントを拾うことは大事にしています。見てくださっている方がコメントしてくださるので、私はコメントを拾って皆さんの反応を見つつ、今の状況を言葉にして伝えることを意識してます。

佐藤 ゲームに集中しすぎないようにしています。集中すると、口数が減ってしまったり、表情も暗くなって下を向いたりしてしまいがちなんです。あくまでもアイドルとしてゲーム配信をしているっていうことを忘れず、会話したりリアクションしたりして、楽しむ気持ちを常に持つようにしています。

三村 配信って、何かをしながら音メインで視聴する方も多いと思うんです。たまに画面をぱっと見たときに「今どういう状態なんだろう?」と疑問に思わせてしまうのはもったいないと感じています。ですので、今私たちが何をやってるかを言葉にして伝えることを意識しています。「これは今から魔王城に向かうところだね」みたいな感じで、耳から入る情報でもストーリーを追えるように発言しています。でも、ミニゲームのときはガチで集中してやって、そのギャップがいいなと思ってもらえたら嬉しいです。

-自分の人生で一番ハマったマイベストゲームを教えてください。

佐藤 小学生のときにクリスマスプレゼントで買ってもらった、ニンテンドーDSの「わがままファッションガールズモード」というゲームです。女の子をおしゃれに着せ替えたり、自分のお店の店長になって仕入れをしたり、マネキンのコーディネートを考えたり、接客をするゲームです。当時はあまりおしゃれに興味がなかったんですけど、このゲームを始めてからは「おしゃれって楽しそうだな」と思って、女子力を上げられるように努力していたので、ゲームで自分の性格が明るくなることってあるんだなと思えて、このゲームが私を変えてくれました。

西潟 やっぱり「ぷよぷよ」です。小学生のときに家にスーパーファミコンがあって、スーパーファミコンソフトの「ぷよぷよ通」から始めて、今はニンテンドーSwitchで遊んでます。大人になればなるほど組み方にいろんな種類あることを知って、何年経ってもずっと面白いゲームだなって思います。以前、中村歩加ちゃんと一緒にアイドルのぷよぷよ大会に出演させていただいた時にも「奥深いゲームだな」と思いましたし、世界大会もあるのでもっともっと極めたいです。

三村 小学校6年生の頃に「うごくメモ帳」という自分たちでパラパラ漫画を描くことができるゲームにハマりました。そのゲームは自分でパラパラ漫画やアニメーションを書いて遊べるのですが、そこでボカロに出会って大好きになりました。「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat. 初音ミク」という音ゲーも好きで、4年前のリリース日からずっと遊んでいます。β版から遊んでいて、事前登録期間もチェックしていました(笑)。コンテンツ自体がすごく大きくて盛り上がっている作品で、ストーリーやキャラクターや書き下ろし楽曲も充実しているのでずっとイチオシです。音ゲーはこの作品で初めてやったんですけどかなり上達しました。人生変えたゲームと言えばその2つです!

-これからゲームを始める人にオススメするとしたらどんなゲームですか。

西潟 カイロソフト「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」です。今これにハマってて、もうすでに知っている方も多いんじゃないかな。レトロな雰囲気のゲームで、多くの配信者さんが配信しています。内容はどら焼き屋さんになりきって、和菓子を作って販売して、評価してもらうゲームですけど、面白いところはいろんなキャラクターが出てくるところなんです。コロ助やパーマンなどがお客さんとして来て、原作に忠実な動きをしてくれるので、私が知らないキャラクターもここで知ることができて楽しいですし、いつの間にか時間が経っているゲームです。まったくゲームやったことないよという方でも簡単にできるゲームなんじゃないかな。ニンテンドーSwitchでもあるけど、スマホでもできます。

三村 ゲーム部でも配信できそうですよね。

佐藤 面白そうだなって思ったゲームが「VALOLANT」や「Apex」「Fortnite」などのFPS(ファーストパーソンシューティング)のゲームです。きっかけは多額の賞金をかけた日本大会や世界大会が無料でYouTube配信されていて、それを見てFPSが好きになりました。それまでゲームは自分1人でやるイメージが強かったんですが、チームに所属して、立ち回りなどを練習しているのを見ていて面白いなと思いました。1人でやるにはハードルが高いかもしれないんですけど、仲がいい友達を誘って楽しめるゲームなのでおすすめです。もともとFPS系をプレイしていたわけではなくて、まだそんなに上手じゃないですし、私は画面酔いしちゃうんですよね(笑)。上手なプロの方の動画を見るのがすごく好きです。

三村 おすすめは「学園アイドルマスター」です。アイドルマスターシリーズの新作で、今年リリースされたソーシャルゲームです。3DのMVのクオリティがめちゃくちゃ高いし、キャラクターがすごくかわいく歌って踊ってくれます。育成ゲームなのでカードシステムもすごく面白くて。このインタビューを見てくださってる方はアイドルファンの方も多いと思うのですが、楽曲も素敵ですし、キャラクターもとってもかわいいのでハマるんじゃないかな。今の私自身の激推しと言うと、また違います! 今は「あんさんぶるスターズ!!」です。NGT48卒業生の真下華穂ちゃんが「あんスタ」好きで、ずっとおすすめされてたんですけど、なかなか手を出せていなくて。けど今年の春に新キャラが入ってきて、そこでひとめぼれした子がいて! 名都 神無(なつ かんな)という12歳の子なんですけど、ロボットみたいにクールだけど、どこか可愛げがあったり、歌ってるときには笑顔をみせてくれたり、ギャップを感じてとっても好きです。

-情熱的なプレゼン、みなさんありがとうございます。ゲーム部で今後どんな活動をしたいですか。

西潟 NGT48全員で人狼をやってみたいです。いろんな個性豊かな子がNGT48にはたくさんいるので、やってみたら絶対楽しいと思います!

佐藤 ゲームでイベントに出たり、ゲームの大会に挑戦してみたいです。「マリオカート」とかがいいかもしれない。あまりこの部活で課外活動をしたことがなくて、大会に向けて鍛えている様子も自分たちのファンに発信したり、イベントにも呼んでいただけるような活動をしたいなと思います。

三村 今は毎月のSHOWROOM配信しかゲーム部の活動をやってないんですけど、例えばシリーズ物の実況をライブや動画でやれたらいいな。単発でできるゲームって結構限られてるので、例えば「ゼルダ」などのストーリーがあるタイプのRPG系を3人でリアクションしながら遊んで、ファンの方と一緒にストーリーを追っていただくことができたらいいなって思います。

-西潟さんは先日お誕生日を迎えられましたが、NGT48の最先端を走っていく中で心境の変化はありますか。

西潟 1期生として活動させていただいて、10年目になりました。本当にこの9年間はあっという間だったなと思います。今振り返ってみると、普通の女の子だった私が衣装を着させていただいて、歌詞も秋元先生に書いていただいて、応援してくださる方がいて、本当にたくさんの方の協力があって今アイドルができてるんだなということを実感しています。感謝の気持ちでいっぱいです。新潟に来れたからメンバーにも出会えたので、これからも地元・新潟を大切にしつつ、いろんな活動できたらいいなと思っております。

-三村さんは舞台「けものフレンズ」に出演中です。「タスマニアデビル」といキャラクターの役作りはどのようにされていますか。

三村 「けものフレンズ3」の原作アプリがあるので、そこでタスマニアデビルのフレンズが動いてる様子を見て動きや声を参考にしています。とはいえ舞台「けものフレンズ」の世界線はまた別なので、「自分が思うタスマニアデビルでいい」という話は事前にお聞きしていました。原作と舞台をどうやってすり合わせていくか、というところを稽古で取り組みました。あとは本物のタスマニアデビルの映像を見ると、赤ちゃんの甲高い声のような鳴き声なんです。それを参考にして原作とちょっと違うタスマニアデビル像を考えました。タスマニアデビルはずっと舞台に出ているわけじゃないので、ちゃんと「この子はこうです」と見せないといけない。以前、出演した作品は主演をやらせてもらったので物語全体を通しての演じ方や感情の揺れ方を意識したんですけど、今回はどちらかというと急に出てきて急にいなくなるみたいな役なので、「このキャラがいるとちょっと空気が変わるよね」と思ってもらえるよう意識して、今まで出演した舞台とは違った目線で演じたいと思っています。

-佐藤さんはSNSで話題のメイクレシピやファッションなどを多く投稿されていたり、グラビアにも出演されています。自分の見せ方について研究してることや心がけてることを教えてください。

佐藤 実は…今、自分でも迷走しているんです(笑)。今年24歳になって、12月からはNGT48で2番目に年長メンバーになるんです。そこで「今のままで見た目も中身も大丈夫なのかな」と結構悩みました。そこからいろんな髪型を試してみたり、歯列矯正を始めて、自分を変えよう、お姉さんになろう、進化しようとしています。2番目の年長メンバーになるまでの間で大変身したいですね。11月からNGT48で5期生オーディションが始まり、NGT48の人数も増えるし、自分が先輩になるので、お手本を見せなきゃいけないし、責任を感じることもあるので、色々なことにチャレンジしています。そして、メンバーに頼ってもらえるように、一人一人の挑戦していることや目指している方向を知っておこうって思うようになりました。メンバーが悩んでいることや仕事でこういうことをチャレンジしてるんだというグループの情報をよりキャッチしようという気持ちです。

-最後に、今後のNGT48をこういうふうにしていきたい、という思いはありますか。

西潟 私自身、NGT48は好きなことがお仕事になることが本当に多いと感じています。ゲームもこうやってゲーム部としてSHOWROOMさんで活動させていただけるのはNGT48だけなんです。あとは1期生の清司麗菜ちゃんがスケボーをお仕事として繋げていったり、ひのちゃんも歌唱力で名を広げていってくれたり。本当にいろんな方向で、お仕事で、グループの入口となってくれてるメンバーがすごく多いです。NGT48は最初から「新潟から全国へ」という目標を掲げてきたので、その目標をこれからも大事にしていきたいなって思いますし、「新潟での知名度100%」もずっと掲げている目標なので、「NGT48と言えばこの子だよね」と知っていただけるように、もっと地元密着で頑張っていきたいです!

この記事の画像一覧(全16件)

関連記事