僕が見たかった青空、2ndシングル『卒業まで』1月31日に発売!選抜メンバー「青空組」に選ばれた安納蒼衣、塩釜菜那、西森杏弥が想いを語る。

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デビューシングル『青空について考える』が、『第65回輝く!日本レコード大賞』で新人賞を受賞し、大きな話題を呼んだ僕が見たかった青空。2024年1月31日(水)には2ndシングル『卒業まで』が発売される。今回の楽曲は、時代や世代を問わず、誰もが経験する初恋と卒業がテーマの心が苦しくなるほどの行き場のない恋心を描いた卒業ソングになっている。

今作からグループ初の選抜制が導入され、12名が選抜入り。選抜メンバーは「青空組」、選抜以外のメンバーは「雲組」として活動することが決定。今回、青空組の安納蒼衣さん、塩釜菜那さん、西森杏弥さん(五十音順)の3名にインタビューを行った。

〈INTERVIEW〉

— 2ndシングル『卒業まで』の発売決定おめでとうございます!今回のシングルはどのような楽曲になっていますか?

塩釜菜那さん(以下、塩釜):この曲は、「好き」っていう思いをなかなか伝えられない、もどかしくて切ない曲で、昭和歌謡のような曲調がすごく懐かしい曲になっています。

— 1stシングル『青空について考える』との違いや注目ポイントを教えてください。

西森杏弥さん(以下、西森):デビューシングルで『青空について考える』と違ったギャップというか、本当に真反対の表情や雰囲気なので、そこも見て頂きたいポイントだよね?

塩釜・安納蒼衣さん(以下、安納):はい!

塩釜:そうなんです。デビューシングルは「元気」っていう感じなんですけど、この『卒業まで』は哀愁、切ないっていう本当に真逆の感じで、表情も結構勉強しないといけない曲でした。

— 哀愁漂う表情をするのは難しかったですか?

安納:はい。でも、2人はすごく(表情が)上手なので、2人から学べました。菜那ちゃんの縦ノリ(指を鳴らしながら)がすごいなって思って。1人、すごく哀愁が漂うけど(リズムに)乗ってるみたいな。

西森:私は昭和の哀愁っぽい曲を調べて、(MV撮影当日の)朝4時ごろから、ホテルで音楽を流しながら準備をして、雰囲気を作りながら支度していました。

— お気に入りの振り付けやフレーズはありますか?

安納:はい! 「大好き過ぎてFirst Love」という歌詞の手の部分。手を伸ばしてぎゅっとする(引き寄せる)ところです。伝えようとするけど届かないから、ここでぎゅっと気持ちを留めるみたいな振りが好きです。

塩釜:「あなたと出会って幸せでした」というところです。みんな1列に並ぶんですけど、順番ずつポーズしていくんです。一瞬で、曲調がすごく明るくなるんですよ。表情も一緒に明るくなるので、そこが一番好きです。

西森:今、2人が言ってたところもお気に入りですし、後半の「青春時代の足跡」のところも気に入ってます。(八木)仁愛ちゃん(前作に引き続き2作連続センター)のソロのところなんですけど、そこだけ過去感があるじゃないですか。そんなに一途に誰かのことを思う青春時代ってすごく切なくもあり、いいなと思いました。

— 今回の新制服、お気に入りポイントはどこですか?

塩釜:私、このジャケットが好きです。色もキャラメルっぽくて、レトロだし、こういう色が大好きなのでお気に入りです。

— リボンも皆さんそれぞれ違っていて可愛いです!

安納:私とななちゃんの形が一緒です。

塩釜:柄が違うんです。

西森:紐リボンがお気に入りです。中学も高校も制服がいわゆる「リボン」だったので。紐リボンのちょっと昔風というか、レトロな感じが好きなのと、3人それぞれの髪飾りがあるので、これをきっかけに覚えてくれたら嬉しいなって意味も込めて気に入ってます。

— 今回のシングルから選抜制が導入されましたが、初めて聞いたときはどんなお気持ちでしたか?

塩釜:予感はしてました。

西森:(予感)してる人もいましたが、そんなことないと思ってました。

塩釜:選抜にならないと思ってた?

西森:うん、ならないと思ってた!「2ndシングル発売します」って聞いたときに、今から選抜発表するんだなって、そこで初めて思いました。

安納:同感です。

西森:勘が鈍いので⋯。

塩釜:もちろん、みんなでやりたい気持ちはありました。でも、2グループに分かれて活動してみて、「雲組」からもすごくいい影響を受けています。「雲組」の楽曲『君のための歌』ってすごく明るくて前向きな歌で、そのパフォーマンスを見たときに感動しちゃって。私たちも誰かに何か与えられるようにならないといけない、観てくれた方に影響させることができるような、いいパフォーマンスをしたいなと思えたから、2グループに分かれて良かったこともあったなって今は思います。

— 選抜発表で「青空組」として名前を呼ばれたときはどんなお気持ちでしたか?

安納:呼ばれた瞬間は、ここで分かれちゃうんだってことで心がいっぱいで、呼ばれた心地がしてなかったです。

西森:最初に呼ばれたよね。

安納:頭真っ白な状態でずっと立っていて、実感するのにすごく時間がかかりました。

西森:私はデビューシングルでそんなに前の方じゃなかったので、その時に自分の実力って今ここなんだなって、少し落ち込みました。そこから少しでも評価していただける部分があったのかなって。驚きましたけど、選ばれたことは素直に嬉しかったです。私が目立たない場所にいても見つけていただいて、お話し会とかイベントに来てくださるファンの方に自分のパフォーマンスをもっと観て頂けるのは嬉しいなと思いました。

塩釜:私は、選抜制になると予測していたので、リーダーという役割もあるから、分かれるとしたら入れるのかなぁ?とか、いろいろと考えました。私はダンスもあまり得意ではないから、パフォーマンス力に欠ける部分があったので、まずそこを頑張らないとなって思いました。

— リーダーに選ばれたときのお気持ちをお聞かせください。

塩釜:スタッフさんに呼ばれて「塩釜に僕青のリーダーになってほしい」と言われました。リーダーという役職を作るというビックリした気持ちと、私がリーダーなんだとダブルでビックリがありました。

— 今作の意気込みをお願いします。

西森:僕青と言えば明るいフレッシュなイメージと思われる方が多いと思うのですが、普段の私たちとのギャップを一番感じていただけるのがこの2ndシングルになっていると思うので、そのギャップも好きになっていただけたらいいなって思います。

塩釜:私個人は、パフォーマンス力、ダンスをまず頑張っていきたいなと思います。そのレベルアップを目指すのと、「青空組」と「雲組」に分かれたんですけど、僕青みんなで成長していきたいので、私が先頭に立って引っ張っていけたらいいなって思います。

安納:2ndシングルではデビューシングルでいっぱいいっぱいだった分、パフォーマンスやいろいろな面で視野を広げたり、物事をいろんな視点で見られるようになりたいです。毎日、自分をアップデートしていきたいです。

— デビューシングル『青空について考える』が『第65回輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞したことを聞いたときはどんな気持ちでしたか?

西森:素直にびっくりしました。

塩釜:うん、びっくりしたよね。

安納:びっくりだね。

西森:すごく長い歴史のある賞なので驚きました。なんか小学生みたいな感想になっちゃいました(笑)。

塩釜:そうだよね、素直にすごく嬉しいです。

— 発表を受けて、今後の目標はありますか?

塩釜:今回、新人賞をいただいたので、その名に恥じないグループになっていかないといけないなって僕青メンバーみんな思っています。これからの目標としては、全国各地から来ている子が多いので、それぞれの地元でライブとかをしてみたいです。

— 皆さんにとって『僕青』はどんな存在ですか?

塩釜:まだ僕青ができて1年も経ってないんですけど、もう欠かせない存在になってるなって思います。もう僕青を考えない日がない!

西森:これだけ毎日のように一緒にいるからね。すごいよね。

塩釜:うん。困ってたらみんな助けてくれるので、本当に大切で、みんながヒーローみたいな存在です。

安納:菜那ちゃんも言ってたんですけど、もう僕青なしじゃこれからは生きていけなくなっちゃいました。たぶん頭の中の3分の1は僕青が占めてるんじゃないかなって思います。3分の2に趣味と家族と友達とご飯と睡眠が詰まってます(笑)。

西森:今の状況って何にも代わりがきかないなって思っていて、すごく年上のお姉さんに冗談を言えることとか、学校でも就職してもないじゃないですか。13歳から22歳の中でその関係性ができるのって、やっぱりアイドルになって、グループの同期っていう存在になったからだと思うので、同じものを目標にする同士。(右胸に手を当てながら)戦友ですね。

— 今後出演してみたいCMはありますか?

塩釜: 私、果物が好きなので食べ物系のCMです! 果物のCMがあれば出てみたいです。特にりんごが好きです。サンふじが大好きです!!

安納:チョコレートが好きなので、チョコレートのCMに出てみたいです。

西森:私はグミがいいです。グミが本当に大好きなんです!新発売あったら確実に買います。今日も新発売の商品をコンビニで見つけたんです。美味しかったです!

— 特にどんなグミが好きですか?

西森:その日の気分によって違うじゃないですか、ちょっと顎使いたくない日は硬め避けようかなとか。でも、硬いグミを避けても口に沢山含んで食べちゃうんですよ。だから結構、顎は疲れちゃいます。

— 最後に、読者の方へメッセージをお願いします!

塩釜:まだ僕青は誰もが知っているグループではなくて、自分たちの魅力も模索しているところなんですけど、これからもっと魅力を発見していって、皆さんに伝えられるように、そしてパフォーマンスで誰かの心を動かすことが出来るようなグループになっていきたいと思っています。これからも「僕が見たかった青空」のことをよろしくお願いします。

西森:新しく出来たグループで、先のことは分からないですが、毎日毎日全員が目の前のことを必死に頑張っています。私たちは、まだこれから何にでも、何色にでも染まっていけるグループなので、長い目で応援していただけたら嬉しいです。

安納:僕青はみんな個性があって、23人全員それぞれいいところだらけなので、みんなのいいところをいっぱい見つけて、成長過程を見守っていただけたら嬉しいです。

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取材・文=石原未彩/取材協力=千葉由知(ribelo visualworks)

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