30代だからこそ披露できる大人の魅力全開…!松井咲子2nd写真集発売!

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元AKB48、松井咲子さんの2作目となる写真集「松井咲子 2nd写真集 delusion」が2022年7月21日(木)に発売される。CMNOWWEBでも取材した「20代最後の妄想」をテーマにした1st写真集『咲子』 の取材にも行った編集部としては、今回も行かねばという熱い思いにかられ、突撃。
タイトルの『delusion』(ディリュージョン)とは、「妄想」という意味。1st写真集からサイズも中身もボリュームアップし、「30代最初の妄想」をテーマに更なる大人の魅力全開の写真集となった。温泉の入浴シーンや和室で見せる色っぽい浴衣、紫のボディスーツ、黒のTバックやピンクのランジェリー、秘書、ブルーのチャイナ服や白のバニーガールなど、そこには松井咲子の「妄想」がさらに広がっていた…!

【Matsui Sakiko INTERVIEW】

-2nd写真集発売が決まったときの気持ちは?
 単純にびっくりしました(笑)。前回が本当に最初で最後くらいな気持ちだったので、ありがたいことに2冊目をこんな短い期間で出せるとは思ってなかったです。「え~、嘘だ~」と思いながら色々打ち合わせしていく中で、「本当なんだ」って実感が湧いてすごい嬉しかったですね。

-意識面やボディメイク面で1st写真集『咲子』との変化や違いはありますか?
 大きく違うのは、やっぱり雰囲気ががらっと変わりました。前回もランジェリーなどはあったんですけど一気に雰囲気が大人になって。これまでやったことないコスプレやボディスーツとかも歳を重ねたからできるじゃないですけど、ちょっと大人になったからこそできるのかなって思っているので、そこは結構雰囲気が変わった場所なんじゃないかなって思います。

-「ここは絶対見てほしい!」という自分的ベストショットはどれですか?
 どうしよっかなあ、いっぱいある…ボディスーツもすごい新鮮ですけど…(笑)。浴衣で和室は「こういうのがやりたい!」って最初にお話して叶えてもらったので、そこは注目していただけたら嬉しいですね。温泉とかもすごいお気に入りです。

-大人っぽい衣装で抜群なスタイルや白い肌が際立っていますが、それらを維持するための秘訣はありますか?
 全然本当になんにも。家から出ないってだけです、日に浴びるところに行かない(笑)。そんなにお酒をガブ飲みするようなタイプではないので昔から大きく体型が変化することがないだけで、本当に余計なことをしないだけです。

-運動や食事制限などは特に行っていないんですか?
 女優さんが「本当に何もしてないです」って言っているみたいなテンションで聞こえてたらすごく恥ずかしいんですけど、本当に何もしてないだけです(笑)。

-インドア派ということで、家では何をしていることが多いですか?
 家ではとにかく海外ドラマや映画を観たりだとか、本を読んだりとかそれくらいで、外で何かアクティビティをするようなことは全然ないですね。

-今回の写真集のテーマ「30代最初の妄想」にちなんで、最近してしまった妄想はありますか?
 よく行くカフェの店員さんがいらっしゃって、お店の制服姿しか見る機会がないので普段の姿はわからないじゃないですか。それこそ昨日、たまたまそのカフェの前を通ったらその店員さんがシフト終わりに私服でお店から出てきたので、「私服見られたラッキー」って思ったときに、「こういう私服を着るってことはこの人は普段こういうタイプなのかな」って考えちゃいました。

-他の人のプライベートを妄想する感じなんですね(笑)
 普段はテキパキお仕事をされていてすごくクールに見えたんですけど私服がヤンチャっぽい感じだったので、「意外とこの人はデートでこういうところに行くんじゃないか」とか勝手に他人で妄想してしまいました (笑)。全く知らない人、それこそ電車の中で目に入った人に対して「この人は実はこうなんじゃないか」みたいなのを考えることが多々あります。

-自分に関する妄想よりも他人を観察して想像を膨らませる方が好きなんですか?
 元々は、全く架空の幼馴染やクラスメイトと自分の妄想みたいなのも好きでした。なかなか男性の方には同意や共感してもらえなかったんですけど(笑)。

-松井さんといえばやはりピアノのイメージが強くあります。今はどのくらい日々練習していますか?
 なんだかんだ定期的にピアノ関連のお仕事が立て続けにあったりするので、その期間は本番のための練習がすごく多くて1日最低3時間は練習するようにはしてます。学生の頃と比べて今こういうお仕事をしていると毎日弾く機会が必ずしもあるわけではないんですけど、お仕事で疲れたときに自分でピアノを弾いて気分転換したりだとか、好きな曲をピアノで弾いたらどういう感じになるんだろうって弾いてみたりだとかは今もやったりしてます。

-高校時代から芸能活動とピアノを両立されてきましたが、ご自身にとってピアノはどんな存在ですか?
 ピアノが無かったら今の私がいないと思うので…。多分経歴のところに音大附属に通っているって書いたのが面白がってもらえてAKBに受かったりだとか、特技が一個あるっていうのでコンサートで披露させてもらったりしてCDデビューできるようになったりだとか、本当に人生のきっかけになっているのでなくてはならないというか、あって当たり前のものという感じがしますね。

-今年の冬に「ピアノTEPPEN」を引退したときの心境はどうでしたか?
 10年くらい出させていただいたので自分の中では「時が来た」くらいの感じです。最初は最年少でずっと出させてもらってたんですけど、気がついたら自分が最年長になるくらいピアノを弾く方が沢山出てきたっていうのは、音楽をやっている一人間からしたらすごい良いことだと思うので。私はピアノの番組に出る代表者でもなんでもないですけど、そういう番組を通してピアノを好きでいてくれる人が増えるんだったらすごい良いなと思ってますし、そういった方がどんどん増えていく中で自分が引退できたっていうのはマイナスではなかったというか、本当にただそういうタイミングだったのかなという気持ちです。

-ポジティブに世代交代したって気持ちなんですね。
 あとは、今はちょっと解放された気持ち。やっぱりどこかプレッシャーを感じたりだとか、好きでやっているピアノなのに勝ち負けを決められたりミスを採点されたりすると、100%全力で楽しめるかっていうとそうじゃない時もあったりしたので…。もちろん終わっちゃえば何でも楽しいと思えるタイプなんですけど。やっぱり練習期間ちょっと辛かったりだとか、自分がいい演奏だと思っていても負けちゃったりとかすると「あーやっててよかったのかな…」とマイナスな気持ちになることも多かったりしたので、そこから少し離れられたのは正直ちょっと気が楽というか(笑)。純粋にこれからも音楽を楽しめるだろうなっていう気持ちではいます。

-30代になったことで環境や気持ちの部分で変化はありましたか?
 もっと大きく変わるものだと思ってました、20代から30代って。30歳になる前は「30歳になっちゃう!」って焦りというか、不安とまではいかないですけど「若いに越したことない」って20代のときには思ってたんですよ。今こうやって30歳を迎えて過ごしてみると良い意味で変わらないというか、より可能性や視野が広がるし、やっぱり人生の先輩方から「30代が一番楽しいよ!」「40代が一番楽しいよ!」っていうのを聞くと、「まだまだ楽しいじゃん人生!」ってすごくポジティブな気持ちです。多分この写真集も10代、20代だったらこんな格好はできてなかったし、こんな雰囲気も出せてなかったと思うので、30代になって良かったなというかポジティブな気持ちではいます。

-「こんな風に歳を重ねていきたい」と思う憧れの人はいますか?
 尊敬という意味で言えば母親とかになっちゃいます。お仕事の面で言ったら、方向性が合ってるかわからないですけど井森美幸さんとか。お綺麗で若々しくて、ずっとずーっと井森さんって井森さんじゃないですか(笑)。誰にもできないというか、共演者、スタッフ、視聴者みんなから愛されているってすごい素敵だなと思います。

-「井森さん」という独自のポジションを確立されていますよね。
 アイドルって歳を重ねていくことがちょっとマイナスになるような世界だったのかなって思うんですけど、バラエティーの先輩やメディアに出ている方々を見ていると、MEGUMIさんやYOUさんとか素敵に歳を重ねられている方が多いので、すごい希望を貰えるし憧れます。自分が30代後半、40代になった時に10代20代の子に「こういう大人になりたい」って思ってもらえたらいいな、そういう歳の重ね方をしていきたいなって思ってます。

-これからチャレンジしたいことや達成したい目標はありますか?
 この写真集を沢山の方に見てもらいたいです(笑)。今までの活動だったらこういう面ってやっぱりお見せしてなかったので。それこそピアノTEPPENは対決番組なので、そこに出ている私って結構強気に見られたり、強い印象を持たれることが多かったりしました。だから、視聴者の方はまさか私がこういう格好をするなんて思ってもないんですよね(笑)。これを見ていただければ「咲子さんって意外とこんなに笑うんだ」とか「ドレスじゃわからなかったけどこんな格好するんだ」みたいな、これまでとは違う一面にきっと気付いていただけると思います。そのためにも写真集も含め、30代40代と歳を重ねるごとにまだ皆さんに見せてなかった姿とかを知ってもらえたらいいなと思っています。

【プロフィール】
松井咲子 MATSUI SAKIKO
1990年12月10日生まれ、埼玉県蕨市出身。2008年よりAKB48所属、2015年8月卒業。現在はテレビ、ラジオなどで幅広く活躍中。特技のピアノを生かした活動もしている。2021年1月に1st写真集『咲子』を発売。

【書誌情報】
『松井咲子2nd写真集 delusion』
著者:松井咲子
撮影:田中智久
定価:本体2,700円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04- 605501-9
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2022年7月21日(木)

撮影/大塚素久(SYASYA)、取材・文 伊藤愛花

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