ただショートカットが好きで、好きで、好きで仕方がない担当が立ち上げ、とにかくショートカット女子の魅力を普及しようと奮闘している本コーナー。(出演希望の方はこちらから!)
『白雪とオオカミくんには騙されない』(ABEMA)に出演して女子高生を中心に話題となり、抜群のインフルエンス力を持つZ世代の代表格モデルへ。今年3月31日(金)には、1st写真集『体感温度』を発売。今回、ばっさりと約40cmもカットし、人生初のショートヘアに挑戦した古田愛理さんに、今の心境や韓国の美容事情についても伺った。
〈INTERVIEW〉
-髪をバッサリ切られましたが、人生初のショートカットはいかがですか。
髪を切ってから毎日が新鮮な気持ちです。一番短くても鎖骨の下くらいまでしか切ったことがなかったので、もう首が涼しくて。最初は違和感がありましたが、髪を切って色々と吹っ切れた感じです。思い詰めていたわけではないんですけど(笑)。
-切る前は緊張されましたか?
しました! もうほんとに! ずっと緊張してました。実は、髪を切る前日、緊張しすぎて1時間半くらいしか寝られなかったんです。寝不足の状態で美容院に行きました。一度はやってみたくて自分で髪の毛を切ったりもしたんですけど、ここまで伸びてたんだって思うと信じられなかったです!
-切った後はぐっすり眠れましたか?
はい、すぐ爆睡しました(笑)。元々ロングスリーパーなので前日に寝られないのが不思議でした。目を瞑ってもパっと起きてしまって「早く明日にならないかな」と思ってました。
-髪の毛をバッサリ切って、周りからの反応はいかがでしたか?
もう大好評で! ほんとに! バズらせてもらいました(笑)。ショートにしてフォロワーもグッと増えたんですよ。ショートにするとき、似合うかすごく不安だったのでここまでの反応をいただけて嬉しいんですけど、唯一、家族からは大反対。家族は「もうほんっとにやめた方がいい、絶対切らない方がいい」って(笑)。1度、鎖骨あたりまで短くしたときも大反対されました。でも、友達が「いいやん」って褒めてくれるので満足してます。
-ファンの方からも大好評ですよね!
投稿を見て知ってくれたファンの方たちが、たくさんDMを送ってくれました。「今までどこに隠れてたの?」っていうくらいDMが来て、ちゃんと全部拝見させていただきました。
-髪切る時のオーダーはどうされましたか?
髪型自体は「タッセルボブ」らしいんですけど、私はソ・アリ(Netflixドラマ『セレブリティ』の主人公)の髪型でお願いしました。オーダー方法を聞いてきてくれるファンの子がすごく多くて「ソ・アリって言ったらなれるよ」って伝えたら、みんな「ソ・アリでオーダーしました」って言ってくれます(笑)。
-髪を切ってからヘアアレンジなどはされてますか?
ボブってヘアアレンジが難しいけど、パツッとした切り方にしてもらったのでヘアセットしなくても意外とキマるのが楽です。気持ちもすごく楽になりました。朝も(ヘアメイクをするために)2時間前に起きなくてよくなったので時間に余裕が持てるようにもなりました。
-髪が短いと朝の準備が楽ですよね!
楽ですね。もはや休みの日は何もしてないです。傷んでる毛を全部切っちゃったので、もう何をしてても髪の毛が痛まない無敵状態です(笑)。だから、いつもサラサラで、前はヘアオイルとかミルクとかも付けてたんですけど、もう付けなくなっちゃいました。ヘアセットするときだけオイルは付けているくらいです。たまに広がっちゃうことはあるんですけど、寝たら直るだろうって(笑)。
-服装選びにも変化はありましたか?
服装は、意外とジャケットとかのファッションがカチッとはまるようになったので、かっこいい系のコーデに挑戦してみたいなと思います。
-ジャケット可愛いですよね!
そうなんですよ! ロングのときに似合ってた服装が、ショートのときに着ると見え方が違ってて。意外とショートの方がジャケット似合うんだっていう新発見がありました。
-韓国ドラマは普段からよく観られるんですか?
観ます! 最近は 『マスクガール』を観ました。すごくオススメなので、絶対に観た方がいいです! 基本、一話以外はテンションも音楽もずっと暗いんですが、すっごく面白いので観てみてください。
-好きな韓国ドラマの系統はありますか?
サスペンス系ですね。『マスクガール』もサスペンスの部類に入るんですけど、『犯罪都市』とかも好きです。サスペンス系といえば…のマ・ドンソクさんがやっているシリーズなんですけど、本当に面白いです。でも今はやっぱり『マスクガール』がオススメ! 今年で一番面白かったドラマです。
-いつ頃から韓国がお好きなんですか?
ずっと辿っていくとKARAが好きだったので、私が小学2、3年生のときです。あと、中1の時にTWICEができるっていうオーディション番組の『SIXTEEN』を観て、そこから韓国にハマって今ですね。
-韓国にはよく行かれますか?
行きます! すぐ飛べる距離ですし、韓国の友達がいるのでその子に最新の情報を色々と聞いています。ほぼ仕事兼遊びです(笑)。YouTubeを撮ってるんですけど、旅行の参考にしてくれる方がたくさんいて、その言葉を糧に頑張ろうって思います。
-推しコスメはありますか?
Tense(テンス)っていう、5、6月に新しく出来たコスメで、今韓国で人気の一番新しいコスメブランドです。月と光からイメージを得てできたパッケージらしいんですけど、このリップは色持ちがすごくいいんです。今韓国でツヤっぽいリップがマットより流行っていて、このリップはツヤなのに落ちにくいっていう。色味も絶妙で可愛いですし、カラーもいっぱいあるので選んでいただきたいです。
-やはりプライベートで一番楽しい時間は韓国に行ってる時ですか?
そうですね。あとは寝てるときですね。基本、すごく寝るんですよ。みんなから心配されるくらい寝るんです。だから、髪を切るときの1時間半の睡眠は私からしたら本当に信じられないです(笑)。
-やっぱり睡眠は大事ですよね。
寝てないとストレスが溜まってきちゃうんですよね。逆に、色々生活の中でストレスが溜まっていても寝ると忘れちゃうんですよ。だから本当に睡眠は大事! 今度はいい枕を買ってみたいなって思います。
-女優やモデルなど様々な分野でご活躍されていますが、今後の目標を教えてください。
やっぱり好きを仕事にしたいです! 韓国が好きなので、韓国のお仕事もしていきたいですし、地元(岐阜県)が大好きなので地元のお仕事はすごく嬉しいですし、地元の方から応援してもらえるのって本当にありがたいこと。そういうお仕事をやっていきたいっていうのがすごくあります。女優面では、色んな作品に出て、皆さんにたくさん応援してもらえるような女優さんになりたいって思います。
-憧れの方はいますか?
女優の安藤サクラさんがすごく好きです。安藤サクラさんが出ている『怪物』の映画を観たときに衝撃を受けました。役にナチュラルに入り込めて、全部の演技が自然。私も演技は身近な人を演じることが多いので、ナチュラルにその人を生きてるように、みんなに共感してもらえて、すっと引き込むようなナチュラルでリアリティがある人になりたいのです。だから安藤サクラさんリスペクトです。
-ナチュラルな演技をするために意識していることはありますか?
役によりますけど、例えば高校生役だったら町で高校生の子を見るとか、台本を深くまで読んで主人公の背景を考えたりだとか。そんな感じですね。
-今後出演したいCMはありますか?
地元のローカルなCMに出たいです。キャッチーなものや、生きていて「これずっとあるよね」って思うCMに出たいですね。私の地元は東海の方なので、例えば名古屋の「青柳ういろう」とか「寿がきや」とか、みんなから愛されているような歴史あるCMに出たいです。
-最後に読者の方へのメッセージをお願いします。
初めまして、古田愛理です。このインタビューでたくさん私のことを知っていただけたら嬉しいなと思います。これからも頑張るので応援よろしくお願いします。そして、ショートカットになった新しい私もよろしくお願いします!
取材・文 石原未彩/撮影協力 千葉由知(ribero visualworks)