小宮有紗さんの猫グラビアで編集部が気をつけていたこと【担当の裏話】

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2月10日発売の雑誌「CMNOW vol.208 」の連載企画「文学と美少女」に小宮有紗さんが登場。この記事では、ページを作る上での担当の裏話をお届けします!

「文学と美少女」は、文学作品の世界観をグラビアで表現する企画。編集部は今回、夏目漱石著「吾輩は猫である」をチョイス。当時の世相を猫目線で皮肉交じりに斬っていく内容ですが、実は猫同士の恋模様が、少しばかり繰り広げられているんです。

主人公“我輩”と、我輩が恋する“三毛子”のちょっと切ない恋模様。俗っぽくならず、猫の雰囲気を感じられる方ということで、小宮さんにオファー。快く出演してもらいました!

◆撮影場所は洋館?

「吾輩は猫である」の舞台は、縁側のある日本家屋ですが、そこでグラビアと撮るとどうしても湿度高めの写真になってしまう…。「吾輩は猫である」のシニカルな雰囲気を出しつつも、カッコいい写真にしたいという思いがあったので、今回は古い洋館をチョイス。この選択は…正解でした。小宮さん生来の美しさも合間って、「吾輩は猫である」が、より洒落た雰囲気になりました。

◆猫を演じる上で気をつけたこと

猫を演じる上で、欠かせないのが猫耳と猫のしっぽ。それらのアイテムを付けると、どうしてもポップな雰囲気が出てしまいがちですが、 担当としては退廃的な文学の美しさを出したいと考えていました。撮影前、小宮さんに見辛いラフ(すみません!)を見せ、その旨を伝えると、「分かりました!」と一言。

撮影に入ると、それはもう素晴らしくて…。物語に合わせた表情やポーズを決め、こちらが考えていた以上の美しい文学猫を表現してくれました!

小宮さんに見せたラフ

◆猫のしっぽで気をつけていたこと

そして!我々編集部は、それらアイテムについて全くの素人。しかし、スタイリストさんは豊富な経験があり、猫耳と猫のしっぽはなんと自前のものだそうで…。

撮影にあたって直面したことは、しっぽを立てる難しさ。ただ付けるだけだと、しっぽの先が下がってしまうので、見栄えも良くない。そこでスタイリストさんから、「傘に紐をつけて、後ろから引っ張ると良いですよ」というアドバイスが。早速実践。おぉ…これは良い。撮影が終わる頃には、しっぽを操るプロ担っていました(笑)。

しっぽを傘で操る図

綺麗に立っているしっぽですが、実は裏でこうやってしっぽコントロールをしていた…というお話でした。ぜひそういうことも踏まえて、ページをめくってもらえると嬉しいです。

また今回、アニメイト・ゲーマーズ・メロンブックスで購入された方に先着でフォトカードの特典もありますので、ぜひ下記をチェックして、お買い求めください。

◆小宮有紗「CMNOW vol.209」書店特典情報

・アニメイト

商品ページ

※特典は無くなり次第、終了となります。

※特典表記が商品ページから無くなりますと、配布終了となります。

・ゲーマーズ

商品ページ

※特典は無くなり次第、終了となります。

・メロンブックス

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※特典は無くなり次第、終了となります。

(C)時永大吾

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