HKT48の17枚目シングル『バケツを被れ!』が12月20日にリリース! 新生HKT48を担う石橋颯・竹本くるみ・地頭江音々・最上奈那華が語るグループの今と未来

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HKT48の17枚目シングル『バケツを被れ!』が2023年12月20日(水)に発売! HKT48の未来を切り拓くような明るく力強い歌詞が印象的な今作では、5期生の石橋 颯(18歳)と竹本くるみ(19歳)の「いぶくる」コンビが初のWセンター。年内でグループ卒業を発表している3期生の田中美久にとってはラストシングルとなる。今回は、Wセンターを務める石橋 颯と竹本くるみ、そして選抜メンバーの地頭江音々、最上奈那華の4名にインタビューを行った。


Wセンターの一人・石橋 颯は、14thシングル『君とどこかへ行きたい』で初の選抜入りを果たし、今作で「高校生の間にセンターに立つ」という夢を叶えた現役JKの若き新エース。もう1人のセンター・竹本くるみは、可愛らしい見た目とキレキレダンスのギャップを持つ正統派アイドル。14thシングル『君とどこかへ行きたい』では石橋颯と共に初の選抜入り。地頭江音々(23)は今年1st写真集「彼女の名前」を発売。舞台にも出演するなど活躍の幅を広げている、HKT48の中でも特に波に乗っている主力メンバー。最上奈那華(22)は初選抜の前作『君はもっとできる』に続き2作連続で選抜メンバーに選ばれた。クールビューティーなビジュアルで、6期生の中でもひときわ注目集める逸材。新生HKT48を引っ張っていく4名のメンバーに、今作への熱い思いやHKT48の未来について伺った。

〈INTERVIEW〉

― 17枚目シングル『バケツを被れ!』の発売決定おめでとうございます!今回のシングルへの意気込みを教えてください。

竹本:今回5期生から初めてセンターに選んでもらってとても嬉しかったです!また、田中美久さんのラストシングルなのですが、安心してご卒業できるように、そして私たちが今後のHKT48を引っ張れるように背中を見せていけたらいいなと思います。

最上:私は2回目の選抜に選んでいただいたのですが、今回は同期がたくさんいるのでみんなで支え合いながらシングルを盛り上げていきたいなと思っています。

地頭江:私はたくさんいた同期がどんどん卒業して今回のシングルは2人だけになりました。美久さんが卒業される曲ということで、今まで一番責任感を感じているというか、強くならなきゃいけないなというタイミングで背中を押されるような曲を頂いたので、自分のことと重ねながら責任を持って全うできるようなシングルになったらなと思います。

石橋:このシングルは目に見て分かるくらい今までいたメンバーが卒業して、その中でも6期生がたくさん選抜入りしたり私たち5期生がセンターに立たせていただいたり、新しいHKT48という感じがします。グループのいいところを残しつつ、明るい未来を見せていきたいなと思います。

― 石橋さんと竹本さんは5期生メンバー初のセンターですが、選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

竹本:颯と私は同時に知らされると思いきや、実は別々に知らされて。私はMV撮影の1週間前ぐらいにマネージャーさんと会議室で話していた時に知らされたんです。「じゃあ次のセンターよろしく」みたいな感じでさらっと言われて。ふわふわした気持ちで家に帰ったんですけど、お母さんに「なんかセンターなったらしい」って言ったらお母さんがボロ泣きしてくれて。東京から福岡に来たので、お父さんを置いて来てしまっていたし、お母さんは転職とかもしてくれて、両親に迷惑をかけてしまっていたので、恩返しができたのかなととても嬉しい気持ちです。

石橋:私はMV撮影の数日前にビデオ通話で知らされました。電話に出たらマネージャーさんから「次の、シングル、石橋、センター」みたいな感じですごく溜めて言われました(笑)。しかもその日がたまたま年に1回あるかないかくらいのおじいちゃんやおばさん達がみんな集まっている日で。電話では「えーありがとうございます!」って素直に喜んでいたんですけど、みんなのところに戻って報告したときに涙が止まらなくなって。お母さんもお姉ちゃんも泣いてお祝いしてくれました。ちょうど家族で集まる時にいいお知らせができて、記念に家族で記念に集合写真撮ったのが思い出です。

― 先輩の地頭江さんから見て、今回のセンターのお二人はどんな印象がありますか?

地頭江:そうですね、なんか満場一致というか。私たちは一番近い先輩なんですけど、やっぱり周りを見渡してもこの2人しかいないんじゃないかなと思っていて。私も家族の話をすると、お母さんに「次のシングル誰がセンターだと思う?」って聞いたらこの2人の名前が出てきたんです。だから周りから見ても“いぶくる”の時代だなって思うし、2人がセンターになるまでの過程を加入当時から見てきているので、2人が一緒にセンターになるっていうのはすごく感慨深いなって思います。

石橋:(地頭江をじっと見つめる)

地頭江:えーこっち見ないで、恥ずかしい(笑)

―「バケツを被れ!」は振り付けが若者に人気のHoodie famさんということですが、印象的な振り付けはありますか?

竹本:MVの中では、シーンに合わせて振り付けが変わるので、いろんな年代の方が楽しめる振り付けになっているかなと思います。

― ずばり、名付けるなら?

石橋:「#バケツダンス」ですね! 振付師さんの力も借りてバズらせたいです!

― 最上さんは前作で初めて選抜に選ばれましたが、シングル期間を通して成長したことや自分の中で変わったことはありますか?

最上:選抜に入らせていただいて、初めて経験することが増えたり、こうやってインタビューをしていただいて、改めて自分のことが分かったり、分かったからこそファンの方に対しても変わったりしてきたと思います。また、卒業された先輩の背中を近くで見ることができて、一緒にいられたのは短い期間だったんですけど、いろんなことを吸収できたので、人としてもアイドルとしても成長できたんじゃないかなと思います。

― 今回のシングルで卒業される田中美久さんとの思い出はありますか?

地頭江:私たちが7年前にお披露目されて、2週間で若手メンバーだけでコンサートをしなきゃいけない時があったんですけど、その時が「なこみく」さん(矢吹奈子・田中美久)が後輩をたくさん率いて立った初めてのコンサートだったんです。その時の美久さんは先輩方にとっては可愛い妹だったと思うんですけど、私たちにとっては加入当時からずっと引っ張ってきてくれる先輩。でも年月が経つにつれて「あれ、やっぱり可愛い妹なのかもしれないな?」と感じるお茶目な一面をたくさん見てきました。実は今回のMV撮影の時も、美久さんの不思議な行動がたくさんありまして。

―例えばどんな行動ですか?

地頭江:テンションが高くなると、不思議な言葉を発したり、不思議な動きをされたり、ずっとお菓子を食べていたり(笑)。美久さんらしい、小動物みたいなずっと見守っていたくなるような行動がたくさんありましたし、でもこういうのも最後なんだな、と。なのに、本人が一番ケロッとしてるんですよ。まだいるような感じがしますけど、もう少し、噛みしめたいなと思います。

― 2023年を振り返って、どんな1年でしたか?

地頭江:私は1st写真集「彼女の名前」を出させてもらったり、映画にも出演させてもらったり、選抜だったりいろんなイベントに出させてもらったりして、これ以上にアイドルとして活躍する1年はもうないと思っているくらいです。たくさんいろんな経験をさせてもらって、ファンの方々にもグループにもいろんな感謝の気持ちや御恩を返せたような1年だったなと思います。

最上:私は初選抜もだし、新しいチームに昇格もさせていただいて、22年間生きてきて一番濃い1年だったし充実した1年だったなと思います。

竹本:私は憧れの矢吹奈子さんの卒業があったというのもあって、でもファンとしてではなくてメンバーとしてお見送りすることができたので、アイドルになって良かったなと思えた1年でした。あとは大学に進学してアイドルとの両立が難しかったんですけど、スタッフさんが支えてくださったりファンの皆さんが応援してくださったり、みんなのお陰でこうしてセンターに選んでいただいたので、これからも体調に気を付けて頑張りたいなと思いました。

石橋:私は初めてずっと念願だった舞台に出させてもらったりとか、HKT48のゲーム(栄光のラビリンス)でファンの方が投票してくださってランウェイを歩けたり、ファンの方との距離がすごく縮まったなと思います。この1年はコンサートでも前の方に立つことが多くてファンの方がたくさん喜んでくださったので、ファンの方と喜びを共有できた1年だったなと思います。

― グループや個人としての今後の目標はなんですか?

石橋:私はHKT48としての今後の目標で、「大きいステージに立ちたい」というのをすごく思っていて。みんなで昔の映像を見ていたら羨ましいなって思うので、少しでも広い会場に立ちたいなって思います。

―目指している会場は!?

石橋:PayPayドーム(福岡ドーム)です!大きい目標ではありますが、いつも見ていて、近いんですけど遠いです。

竹本:HKT48の冠番組です。私は昔のHKT48の番組を見て、よりメンバーの魅力や面白さを見つけて好きになったので、今のメンバーの魅力を伝えられる番組ができたらいいなっていうのが目標です。

― ちなみにどんな企画をしたいですか?

竹本:私もなんですけど、おバカなメンバーが多いのでみんなで学力テストとか(笑)あとはやっぱり福岡なので、みんなで福岡の魅力を伝えられるロケに行ったりしてみたいなと思います。

最上:私は、個人的には雑誌とかの表紙を飾ってみたいなって思っています。グループで言うと、去年加入して先輩たちを近くで見ていると本当に魅力に溢れている方が多いので、一人一人のことをより多くの人に知ってもらって、グループとして羽ばたいてもっともっと愛されるグループになりたいなと思います。

地頭江:最近HKT48で劇場公演がない日に、過去のコンサートをメンバーとファンのみんなで劇場で見て振り返ろうっていう「フィルムビューイング」という企画をたまにやっているんですけど、その時に去年の10月に幕張でやったコンサートを見たんです。最近たくさんの先輩が卒業されて、昔のHKT48と今のHKT48を比べられるようになって、昔のHKT48に勝てるように頑張ろうって思ってはいたんですけど、その幕張のコンサートを客観的に見た時に「負けてないじゃん!」って思ったんです。私たちも全然キラキラしてるって思って。これから入ってくれる子たちも、この幕張のコンサートを見てキラキラしてるから入りたいって思ってくれる子は絶対にいるって思って、自分も出てるんですけど、他人事のようにすごいじゃんと感じてしまいました。私たちまだ戦えるって思ったんです。大きい会場でライブをしたり、冠番組も持ちたいですけど、まずは自分たちが自信を持って活動できるようになることが今の一番の目標です。

― 最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

石橋:ファンの方の中にはずっと12年間応援してくださっている方も離れちゃったよって方もいると思うんですけど、私たちアイドルはファンの方がいるからアイドルでいられるので、これからも私たちと一緒に未来に突き進んでほしいなって思います。

竹本:私はこの「バケツを被れ!」というシングルが今のHKT48にすごく合っているなと思っていて。歌詞にあるように、今は自信が無くなっているけど逃げたってしょうがないから、何事にもチャレンジして新しいHKT48をもっと盛り上げようっていう思いが込められた楽曲だと思うので、この曲でたくさんの方がファンになってくれたら嬉しいなって気持ちと、何よりいつも応援ありがとう、という気持ちでいっぱいです。

最上:私は、私がやりたいとか挑戦したいって言ったことを絶対に応援してくれるファンの方が多くて、人を素直に応援したり「頑張れ」とか温かい言葉をまっすぐ向けられるってあまりできることじゃないと思うんですけど、ファンの皆さんは私に優しくパワーを与えてくれたので、貰った分私も倍にして皆さんに癒しだったり明日も頑張ろうって思えるパワーをあげられたらいいなって思います。いつもありがとうございます。

地頭江:いつも応援ありがとうございます。HKT4813年目の1枚目のシングルは初めて1期生さんが1人もいないシングルとなっています。私たちも気合が入っているし、たぶんファンの皆さんも気合を入れてくれてるんじゃないかなって思うので、ファンの皆さんと私たちとみんなで盛り上げていくシングルになったらいいなと思います。これからも応援よろしくお願いします!


【PLOFILE】
石橋颯(いしばし いぶき)
ニックネーム:いぶき
生年月日:2005年7月22日(18歳)
血液型:A型
出身地:福岡県
身長:153㎝
趣味:映画、ドラマ鑑賞、アスレチックへ行くこと
特技:バックハンドブロー、ハイキック
チャームポイント:米つぶが乗りそうな耳たぶ

竹本くるみ(たけもと くるみ)
ニックネーム:くるたん
生年月日:2004年2月22日(19歳)
出身地:東京都
血液型:A型
身長:148㎝
合格期:5期生
趣味:音楽を聴きながらお散歩すること、ダンス動画を見ること、色々なグミを食べること
特技:子犬の声真似、ダンス、お手玉、けん玉
チャームポイント:小さい手

地頭江音々(ぢとうえ ねね)
ニックネーム:ねねちゃん
生年月日:2000年9月27日(23歳)
出身地:宮崎県
血液型:O型
身長:158㎝
合格期:4期生
趣味:動画鑑賞、断捨離、読書、メイク、靴下集め、都市伝説を調べる
特技:テニス、前髪を切ること
チャームポイント:くっきり二重

最上奈那華(もがみ ななか)
ニックネーム:ななちゃん
生年月日:2001年1月28日(22歳)
出身地:福岡県
血液型:A型
身長:156㎝
合格期:6期生
趣味:お菓子作り、温泉・カフェ巡り、自然と触れ合うこと、韓国ドラマ・メイク動画・映画鑑賞
特技:バスケットボール、歌、自分に似合う服を探すこと、究極の質問を考えること
チャームポイント:目

<17th シングル選抜メンバー>
井澤美優、石橋颯(センター)、市村愛里、伊藤優絵瑠(初選抜)、今村麻莉愛、江口心々華(初選抜)、栗原紗英、竹本くるみ(センター)、田中美久、地頭江音々、豊永阿紀、松岡はな、最上奈那華、梁瀬鈴雅(初選抜)、山下エミリー、渋井美奈(初選抜)

■撮影 小林龍之介、取材・文 髙木麻衣、撮影協力 千葉由知(ribelo visualworks)

【書籍案内】
HKT48 地頭江音々1st写真集 彼女の名前

HKT48の4期生、地頭江音々(ぢとうえ ねね)、待望の1st写真集。今回、写真集の撮影舞台となったのは地頭江の地元・宮崎県。クルスの海展望台やサンメッセ日南、青島神社などを巡りつつ、たくさんの会話をしながら撮影は進められた。ふとした瞬間の笑顔、考え込んだような真面目な表情、ちょっとだけ困った苦笑い、無邪気にはしゃぐ姿。21歳(※撮影時)の「地頭江音々」、そのままの姿が描かれた。デビュー以来、走り続けた地頭江音々の「これまで」、「今」、そして「これからの決意」を改めて伝える1冊となっている。

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