志田彩良 TGC初出演!主演の新作映画「かそけきサンカヨウ」に「足を運んで頂ければ嬉しいです」

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TBS日曜劇場の「ドラゴン桜」にも出演して一躍話題となった女優の志田彩良。

2021年9月4日(土)に開催された「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(以下、TGC)にもモデルとして初出演し、マルチな才能を見せた。

志田自身は元々雑誌「ピチレモン」のモデルを務めていた経験があり、細いヒールのシューズを履いていたにも関わらず、TGCでのウォーキングやポージングも華麗に決めた。


志田が出演したのは「Re:EDIT」のステージ。テラコッタのリップにオレンジのアイシャドウは秋らしさが表現されており、羽織っていたパステルイエローのカーディガンの着こなしは銀杏のようであった。過去にドラマ「チア☆ダン」でも高校生の役を演じていたが、今回のステージでは大人の雰囲気を感じさせた。

話さずとも、その姿だけで雰囲気をガラッと変えてしまう志田の才能は、まさしく「表現者」と語っても過言ではない。

TGCの初ランウェイを終えたトークステージでは、「自分がTGCのランウェイを歩いていることが不思議な感覚で、緊張しました。でも、楽しかったです!」と語った。


2021年10月15日(金)に公開の映画「かそけきサンカヨウ」にて約4年ぶりの主演を務める。こちらは窪美澄の短編集の一篇を映画化した作品になっており、家族・恋愛について悩む学生たちの成長を描いた物語になっている。特に志田が演じる主人公「陽」は幼い頃に母が離婚し、父親と共に暮らしていた。しかしその父親が再婚し、新しい母親と連れ子の妹との新生活が始まるというストーリーだ。「ドラゴン桜」でも志田は家庭に悩みを抱える役を演じており、心の葛藤を表現することに定評がある。今回の主人公「陽」も心の動きが鮮烈に描かれている役柄であり、志田がそれをどう表現するかが最大の見どころだろう。

タイトルの「サンカヨウ」は春になると透明になる花の名前であり、ストーリー・映像共に「エモさ」の美が表現されている作品となっている。そのような魅力を是非大画面で味わってみては如何だろうか。

トークステージの最後に、「今、なかなかご時世的に映画館に行くのも勇気がいると思うのですが、この作品は是非劇場で観て頂きたい素敵な作品になっています。体調と相談して足を運んで頂ければ嬉しいです」と熱いメッセージを送った。

<INTERVIEW>

■オンラインでの開催となりましたが、ステージの感想を聞かせてください。
今回が初めての参加でとても緊張したのですが、以前からオンラインで拝見していたので、すごく不思議な気持ちになりました。いつも家で見ていたTGCの画面の中に出演できたことがとても嬉しかったですし、楽しめました。

■本日の衣装のポイントは?
この黄色のニットです。今年の秋冬のトレンドカラーで、私自身も注目していたカラーなのでお気に入りです。ニットの素材も可愛いです。

■普段のメイクではリップにこだわっているとのことですが、本日のメイクのポイントを教えてください。
なかなか普段お仕事で濃いメイクをすることが無いので、今日はリップも濃いめで、大人っぽいメイクをしていただいて気分も上がりました。

■最近購入したコスメはありますか?
カラーマスカラにハマっていて、ボルドーやネイビーのマスカラがお気に入りです。抜け感が出るのでとっても可愛いです。

■食べることがお好きとのことですが、最近ハマっているご飯は?
韓国料理にハマっています。以前はよく食べに出掛けていたのですが、今はなかなかできないので、レシピを調べて家で作って食べています。自炊はよくしていて、バターチキンカレーが得意料理です!お水を一切使わず、生クリームや香辛料にもこだわって作っています。家族からも好評なんです!

■演技や役作りをする上で、意識しているところはありますか?
今の自分の課題が表情、特に「目」のお芝居がまだ弱いと感じているので、特に意識しています。ドラマ「ドラゴン桜」で演じた小杉麻里は気が強い役柄だったので、目力を強くしました。親からDVを受けている役でもあったので、「今の見た目のままでは自分は幸せすぎる、もう少し線を細くしよう」と思い、6キロ痩せて見た目から変化をつけました。一方、映画「かそけきサンカヨウ」では繊細な役柄だったのであえて役作りをせず、その場の感情で演じました。

■映画「かそけきサンカヨウ」で演じた主人公の陽と、ここが違う、または似ていると思うところはありましたか?
違う部分は、友達と話すときの様子です。陽ちゃんは友達と話していても自分からは話さないタイプですが、私は積極的に話題を振っておしゃべりをすることが好きなので、全然違うなと思いました。でも、友達の話を聞くのが好きな部分は、陽ちゃんも私も同じです!私自身、友達と話すことはとっても好きで、毎日誰かしらと電話しています。

■最後に、映画「かそけきサンカヨウ」の見どころを教えてください。
今、大変な時代だからこそ、作品を通して相手を思いやる気持ちや、直接自分の想いを伝える大切さに気づいてもらえたら嬉しいです。そして、映画を観て優しい気持ちになってもらえたらなと思います。

○志田彩良プロフィール
1999年7月28日生まれ 22歳。神奈川県出身。テンカラット所属。
小学校6年生のときにスカウトされ、「ピチレモン」専属モデルとして活動し、2014年、短編映画「サルビア」(監督:西中拓史)で初主演を飾り、17年には『ひかりのたび』(監督:澤田サンダー)で長編映画初主演に抜擢される。テレビドラマでは「チア☆ダン」(18)、「ゆるきゃん△」シリーズ(21)などに出演し、「ドラゴン桜」(21)も記憶に新しい。ドラマ、映画、CMと作品ごとに違う顔を見せる。今泉力哉監督映画作品には『パンとバスと2度目のハツコイ』(18)、『mellow メロウ』(20)と立て続けに出演し、本作で初主演を飾る。

○出演情報
映画「かそけきサンカヨウ」公式サイト https://kasokeki-movie.com
2021年10月15日(金)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー

 

○ライター
■ランウェイ・映画取材担当:井上智尋
■インタビュー取材担当:斉藤里奈・大島千乃

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