山本美月×眞栄田郷敦、初共演でラブストーリー 主題歌はOfficial髭男dism【ドラマ「あと3回、君に会える」】
女優の山本美月さんと俳優の眞栄田郷敦さんが、ドラマ初共演を果たす。地上波ドラマ「U-NEXT presents あと3回、君に会える」(3月31日よる9:30~/カンテレ・フジテレビ系)、配信ドラマ「U-NEXT presents 君と会えた10+3回」(3月31日 ドラマ放送終了直後から/U-NEXT)に出演する。
同作は、1つの物語を2人の目線で描き、地上波と配信で発信する新しい形のドラマ。地上波ドラマは、山本さんが演じるヒロイン視点で描かれ、配信ドラマは眞栄田さん演じるミステリアスな男性視点で描かれる。
◆どんな物語?
目の前の相手と、残りの人生であと何回会えるかが見えてしまう不思議な能力が宿ってしまった主人公の、淡く切ないラブストーリー。
山本さんは、小さな映像製作会社に勤める主人公・玉木楓役で出演。眞栄田さんは、イケメンシェフで有名なキッチンカーの短期バイトで働く征史郎役を勤める。
楓と征史郎はシェフの密着取材中に出会い、「大切な人との時間の尊さ」というテーマを軸に、物語が繰り広げられる。主題歌は、Official髭男dism「最後の恋煩い」。
◆監督、脚本は?
ドラマを演出するのは、ソフトバンク、トヨタ自動車、日本コカ・コーラといった大手企業のTVCMを始め、2017年には「東京喰種 トーキョーグール」で長編映画監督デビューを果たした萩原健太郎氏。そして、この2本のドラマの脚本を書くのは大島里美。萩原とは、2020年公開になったばかりの映画「サヨナラまでの30分」でタッグを組んだばかりだ。
◆山本美月、眞栄田郷敦コメント
主演をつとめる山本さんは「このような心が温かくなる作品でお声がけ頂けて嬉しいです。それぞれの目線違いで、観ていただく方の物語の受け止め方もまた変わってくるので、2回楽しめると思います。(眞栄田さんにはまだ)お会いしたことがないのでどんな方なのか、どんなお芝居をされるのかとても楽しみです!」とニッコリ。
一方眞栄田さんは、「初めてタイトルを見た時は、非現実的なラブストーリーという印象がありました。でも脚本を読んでいくうちに、非現実的だと感じていたものが、実は人としてどこかで忘れかけていた大切にすべき事、現実的な事だったということに気づきました。色々なことを考えさせられるうちに涙が溢れていました。征史郎という不思議かつ魅力的な男を、早く演じてみたいです」と意気込み。
また山本さんへの印象について「明るくて芯の強そうな方。でもその中に独特な感性を持たれている印象です。どんな楓に会えるのか楽しみです」と語った。
またドラマのタイトルにちなみ、目の前の人に「あと3回会える」と数字が見えてしまったらどうするか?と尋ねたところ、山本さんは「ネガティブに受け取りたくないのですが、わたしは数字に捉われてしまい、あまり深い付き合いはできなくなってしまうのかな…?」と答え、眞栄田さんは「その人との残りの3回という時間を一緒に素敵なものにしたいです」と、それぞれの捉え方の違いが垣間見えた。
またドラマを通して伝えたいことを尋ねると眞栄田さんは「人が生きていく上で、出会いがあり必ず別れがある。でもあと何回会えるかなんてわからない。いつも当たり前のように過ごしていると、気づかないことがたくさんあり、時間だけがただ通り過ぎていく。わからないからこそ一分一秒を大事にしたいです。視聴者の方々にも、改めて時間や人の大切さについて考え、ドラマを見終わったあと、いつもそばにいる人に、新しい気持ちで会って頂けたら嬉しいです」と回答。
山本さんも「そばにいる人の大切さ、別れの悲しみや出会いの喜びを、当たり前に過ごしていく日々のなかで、改めて尊いものなのだとこのドラマを通して感じていただけたらと思います」と語った。
◆Official髭男dismコメント
また楽曲提供したOfficial髭男dismは「“恋煩い”というものは、本来たくさんあって幸せかというと、そういうわけでもないものに思います。悩みは少ないにこしたことないですし、ハードな恋煩いは時として日常生活をも狂わせてしまうものです。ですが、それだけ悩める人生の鮮やかさ、充実さは皮肉なことにある種の魅力を持っているようにも思えます。そんな“もう最後の恋煩いにしよう”“クヨクヨ悩むのはやめよう”という決意虚しく、また誰かを想い、憂いてしまう、幸か不幸かも解らない連鎖の歌です。この楽曲がドラマに寄り添い、彩りを加える事ができれば、幸いです」とコメントを寄せた。
・主題歌「最後の恋煩い」歌詞
最後の恋煩いを始めよう
何度もこれが最後って言い合おう
目を閉じたって 見落とせないだろう
日々の呼吸が乱れだす瞬間
まいっかなんて放っておいたら 真っ逆さまジ・エンド それだけは回避しなくちゃなあ
特大の罵声も 受け取るからいっそ いい人なんてやめちゃえよ
生前贈与の冊子の表紙を飾るような年頃になっても 全てを語らい合う2人でいたい
最後の恋煩いを始めよう
うんざりだよ これだからもう っていいながらも笑みがこぼれる
何度もこれが最後って言い合おう
最後の意味がすり減ってゆく事 幸せの意味みたいに 思えた 僕ら 大丈夫かな? Ah Uh
慣れたふりで やり過ごせるほど
タフな心なんてない 一切合切
堪え続けた後で 勝手にオーバーヒート それは理不尽すぎるなあ
断腸の思いを投げ合うのはきっと 僕らだけが持ち合わせた専売特許
とは言っても常識の範囲を超えてしまいそうだと 頭を両手で抱えて UUUUUU
最後の恋煩いを始めよう
似たような事 前あったよもう! って言いながらもどこか不可解で
今夜も儚い迷い星に問う
最後の意味が増してきて 眠れない 夢の波間に残されて立ち尽くしている
突然に一瞬だけ光って 消える綺麗な 思い出より
やんちゃな終身派 しょうもない事でも ご愛嬌 Ah
だからこそ
最後の恋煩いを始めよう
うんざりだよこれだからもう って言いながらも笑みが溢れる
何度もこれが最後って言い合おう 最後の意味がすり減ってゆく事
幸せの意味みたいに 思えた 僕ら 大丈夫だな Ah