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令和トランスアイドル・Ma’Scar’Piece(マスカーピース)が2周年記念ライブを開催!2周年を飾る新曲「Resonating Beats」を初披露!東名阪ツアー開催も発表

令和トランスアイドル・Ma’Scar’Piece(マスカーピース)が、8月22日(土)にWARP SHINJUKUにて、2周年記念ライブ『Ma’Scar’Piece 2nd Anniversary Live「Fly 2 Zenith」』を開催。2周年を飾る新曲「Resonating Beats」を含む全12曲と、DJパフォーマンスを披露し、トランスサウンドとともにフロア全体を一体感のある熱気で包んだ。

2024年8月のデビューから、全国5都市のクラブを巡る全国クラブツアーの開催や、カナダ西部最大規模のアニメイベント「Animethon 2026」の出演など、濃密な歩みを象徴するようなアニバーサリーライブの模様をオフィシャルレポートとしてお届け。

Ma’Scar’Pieceの楽曲がBGMとして流れる会場には、サイリウムを携えたファンがぎっしり。グルーヴが体に馴染んでいるのか、それぞれがリズムに乗り、無意識に体を揺らしている。場内が暗転し、本公演とリンクした公式ストーリーコミック『おとばこみっくす』を用いたオープニング映像が投下されると、いよいよショータイムの始まりだ。

お決まりの「Overture」に合わせて、次第に大きさを増していくクラップ。フロアの熱気が頂点に達したとき、ついにMa’Scar’Pieceは姿を現した。甘崎結依梨が「最高の1日にしましょう!」と呼びかけ、結成1周年を記念して作られた「ALASKA」へ。どんなステージの大きさだって、今できる最高を叩きだせるのが彼女たち。クルクルとフォーメーションチェンジを繰り返し、端から端までパフォーマンスで魅了していく。会場一体となって響き渡る《AH-AH-AH ALASKA…》のコールなんて、これがフィナーレだと言われても信じてしまうくらいの結束力だ。登場時にはどこか緊張を滲ませていたメンバーも、1曲目が終わる頃には、すっかり解けた雰囲気になっていた。

金平糖が弾むように飛んで跳ねて煌めく「Dive! Euphoria!」、ガールクラッシュな一面をのぞかせる「Into a trance」と隙のないオープニングを展開。それでいて、一人ひとりが個性を輝かせることだって忘れはしない。山本愛梨が切れのある歌声で内に秘めた強さを魅せれば、多々良ゆらはエアリーな声色で鋭いラップを披露。グループとしてのまとまりを意識しながらも、一人ひとりの魅力を尊重するマインドがステージングに宿っていた。

キャラクター名をコール&レスポンスするMCで士気を高めると、自己紹介ソングである「Ma’Scar’Piece」へ突入だ。カラフルな糸で編み上げたミサンガのようなユニゾン、《Ma’Scar’Piece》に合わせて掲げられるピースサイン、凄まじく轟くファンのコールが三位一体となり、没入感の高い空間が作り上げられていく。

自分たちの音で世界を塗り替える決意を描いた「Showtime Ignition」では会場を上下に揺らし、新たな仲間たちとスーパーノヴァ(超新星)のごとく輝く覚悟を歌う「Supernova」ではメリハリあるモーションを繰り出す。見つけた音で未来を照らし、笑顔の花を咲かせていくのだと、この場にまざまざと彼女たちの生き様を刻み付ける。「OTAKEBI」でも魂を燃え滾らせ、ハツラツとしたエネルギーを遺憾なく発揮していた。

ライブも折り返しに差し掛かると、Ma’Scar’Pieceを語るうえで欠かせないDJタイムへ。甘崎がDJブースに立ち、他のメンバーが盛り上げるスタイルで、クラブパーティーさながらの熱狂を作り出していく。

まずは、ファンクラブサイトで行われていた『この曲のここを聴け!マスピ神曲総選挙』の結果発表からスタートだ。3位の「BON BON FIRE」「REVOLUTION ANTHEM」、2位の「Into a trance」、1位の「Hallucination」とカウントダウン形式で選抜楽曲を発表。イントロと共に曲名がコールされると、オーディエンスから華やかな歓声が巻き起こった。

勢いは止まることなく、Ma’Scar’Piece以外の曲も交えてフロアを沸かせるDJプレイへ転がっていく。Ado「新時代」やYUC’e「Future Cαndy」、電音部「ウルトラリズム(feat. Hylen)」などを緻密なミックスで繋ぎ、メンバーは音に合わせて踊ったり歌ったりと、普段よりもフランクなムードで音と戯れる。その温度は自然とオーディエンスにも伝染しているのだろう。客席前方で脇目も振らず踊り狂う人もいれば、客席後方から真っすぐな視線をステージに向け続ける人もいる――、音楽に「こう楽しむべき」といった絶対的な正解はなく、それぞれのスタイルに委ねられているのだと、DJタイムが作り出す光景は訴えかける。ラストは電音部「PRECIOUS NIGHT(Prod.ハレトキドキ)」のカバーで締めくくり、怒涛のノンストップDJタイプを全力で走り抜けた。

息つく間もなく進んできたライブも、いよいよラストスパート。自分たちだけの真実を追い求める「Hallucination」を皮切りに、「BON BON FIRE」「ゼロ・グラビティ」とハイテンションに畳みかけていく。メンバーが焚きつけるたび、観客もその気持ちに応え、循環するエネルギーは互いを押し上げるように加速。その団結力は、この2年間でMa’Scar’Pieceとファンが確かな絆を築き上げてきたことを物語る。残りのパワーを出し切るようにして、「REVOLUTION ANTHEM」へ。咲間なぎが鮮烈な覇気で視線を奪えば、大森莉緒は繊細な振りのニュアンスで観客を釘付けに。晴れやかで凛々しいステージングには、自分の力で道を切り開いていく意志が息づく。ダンスブレイクでも力強い振りで魅せ、グループの底力を誇示してみせた。

この日最後となるMCでは、Ma’Scar’PieceのファンネームがSpiecar(スピーカー)に決まったことや甘崎結依梨と咲間なぎの生誕祭が実施されることを報告。さらに、『Ma’Scar’Piece Fly 2 Zenith 東名阪TOUR』の開催が告げられると、祝福の喝采がフロアを埋め尽くした。

ステージ上からファンと一緒にフロア全体の写真撮影を挟み、メンバーはひとりひとり今の想いを口にしていく。大森が「Ma’Scar’Pieceは、もっともっと上にいけると私は強く思っているので。3年目は、今よりもっともっと上にいけるように頑張ります」と真っすぐな気持ちを伝えれば、咲間は「2年間活動してきて、本当に感謝の気持ちでいっぱいなんです! 感謝の気持ちを伝え続けることを忘れずに走っていきたい」と展望を描き、甘崎は「DJをしたり海外へ行ったり、Ma’Scar’Pieceじゃなかったら経験できなかったことを、たくさんさせていただいている。私の高校生活は、全部Ma’Scar’Pieceに捧げているので、ここで青春を過ごさせていただいてます」と笑顔を見せた。このまま何事もなく終幕へ向かうのかと思いきや、なんと感極まった多々良が瞳を潤ます一幕も。声を震わせながら「Ma’Scar’Pieceだからこそ、自分の良さを見つけられた。みんなの温かさをありがたく感じながらも、まだ全然恩返しができていないと思っているから、もっともっと強くなりたい。誰が見てもカッコイイと思ってもらえるようなアイドル・アーティストになりたい」と自らを奮い立たせる。最後には、山本が「いろんな経験をさせていただいて、もっともっと大きくなりたいという想いが、すごく強くなった(活動)2年目だった。Ma’Scar’Pieceは、最強で最高。どこまででも行けると思っているので、最高の景色をSpiecarのみなさんと一緒に見ていきたい」と気持ちを昂らせた。

そして、ファンへの感謝とMa’Scar’Pieceの軌跡が詰まった2周年を飾る新曲「Resonating Beats」へ。言葉では収まりきらない感情をメロディーに乗せて、丁寧に歌詞を紡ぎあげていく5人。ユニゾンで響くサビは、ありのままの姿で愚直に表現と向き合ってきた彼女たちを映し出すようだ。胸をトントンとノックする所作も勇ましく、ここから輝かしい未来が待っていることをオーディエンスに信じさせるのに、十分すぎるフィナーレだった。

Text by 坂井彩花

Ma’Scar’Piece プロフィール/メンバー紹介
Ma’Scar’Piece(マスカーピース)は、『TIF de Debut2024 supported by Denonbu(電音部)』から誕生した、甘崎結依梨・咲間なぎ・多々良ゆら・大森莉緒・山本愛梨の計5名によるユニット。バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のエリアチェーン『シモキタザワエリア』内の北沢音箱高校のメンバー、明前魅音(甘崎)・松陰聖那(咲間)・駒場伶音(多々良)・笹塚舞歌(大森)・三軒神楽(山本)の声優をそれぞれ務め、令和トランスアイドルとして活動中。クラブイベントではDJとしても活躍。ツインプラネット所属。

オフィシャルサイト:https://mascarpiece-fc.com
X:@mascarpiece
Instagram:@mascarpiece_official
YouTube:@mascarpiece
TikTok:@mascarpiece

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