注目の新人女優峰平朔良ちゃん

長田京太郎

3年前

みなさん、見ました?? 日本マイクロソフトの新CM「Windows11の世界へ」。見つけました?? 制服姿で笑顔を見せる美少女を。その名も「峰平朔良」ちゃん。もう…思わず、ご紹介しちゃうであります。

―デビューのきっかけを教えてください。
高校入学くらいまで、全然自分に自信がなくて、「自分は何もできない」と思っていた時期があって、それを見かねたお母さんが「あんたは大丈夫だ」って、ある大きな事務所のオーディションに受けさせてくれたんです。残念ながらそこは普通に落ちてしまったんですけど、もともと負けず嫌いだったから悔しくなってきちゃって、そこから色んな事務所のオーディションを受けて、福島美少女図鑑の所属になりまして、そこで活動していたら、今の事務所にスカウトしていただいてデビューしました。

―もともと女優のお仕事に興味があったんですか？
すごくキラキラしていて憧れる気持ちはあったんですけど、実際に自分ができるとは思っていませんでした。当時は、音楽の先生になるのが夢で、高校も音楽専攻の学校だったんです。受験もパーソナルプレゼンテーションといって、自分をプレゼンテーションする受験方法で、歌と面接がありました。

―このお仕事をやろう、思ったきっかけはいつ？
最初は「楽しそうだし、やってみようかな」って片足を突っ込んでみたらすごく深くて、今でも全然分からない。知らないうちにそこにのめり込んでいました。楽しくて、すごく興味深くて、一生仕事にできるという自信を持てたので、今は自分の選んで、歩んでいった道がそうなった…「運命」という感じです。

―お仕事で一番驚いたことを教えてください。
最初に驚いたのは、ある事務所のオーディションをした時、お父さんとの別れのシーンを「じゃあやってみて」と言われてやってみたら、本当に悲しくなって…。私と境遇が全然違うストーリーなのに、涙がこぼれてしまったのはすごく衝撃的でした。台本を読んでいると「私ってお父さんのことが、こんなに好きだったんだ」「お父さんがいないってこんなに悲しいんだ」って、自分の人生での発見も多いので、毎回びっくりしています。

―改めて、今「峰平朔良」さんの注目して欲しいところを。
お仕事を始めて、最近ちょっとずつお芝居を認めてもらえることが多くなったと思うのですが、実際にお芝居を見せるチャンスをなかなか取れないというところもあるので、もし私がドラマや映画に出たら、お芝居を少しだけでも観て欲しいです。あと歌です。女優の私だからこそできる、歌手の方達とはまた違った伝え方、歌い方を模索していて、今それをつかみかけているので、そこにも注目して欲しいです。

―今年のまとめと、来年の目標をお願いします！
常に考えて1年を過ごしてきて、受からないオーディションがあると「何がダメなんだろう」「私が取れなかったチャンスを取った人はどういうお芝居をしているのだろう」ということをずっと観てきた1年でした。だから掴まなきゃいけない時のチャンスは必ず掴もうと、ずっと前に進み続けている1年でした。来年の目標は今まで通り、常に考えて地道に努力を続けて、今よりもチャンスを掴むスピードを速めて、もっと前進していくことです。あ！そうだ、まだ舞台の機会に恵まれたことがないので、舞台をやってみたいです。

―どんな舞台？
お芝居力が試される、例えばたくさんのお客さんがいる中で、暗いステージの上でスポットライトを一つ当てられた時に、私は今まで通り台詞を言えるのだろうか、とか。そこにただ立って存在するという事へのチャンス、失敗は許されない場所でどう対応していくかというのも見極められる所だと思うので、もっともっとお芝居を磨いていくために、今は舞台にチャレンジしてみたいです。

―どんどん挑戦していきたいタイプですね！
はい！ 17、18歳からお芝居を始めて、私よりお芝居が上手い人はたくさんいて、だからその人たちより努力しなくてはいけなくて、だからもっともっと自分を追い込んでいかないと絶対勝てないと思うんですよ。絶対、私が一番、その人よりもっと努力して実力をつけて、周りの人にもっと認めてもらわないと…。それが本当に楽しくて、いつも思うのは、社長や先輩から「こういうことやってみたら？」「こういうことやってみたらもっと良くなると思うよ」ということに対して、私1人では見つけられない改善策を出してくれる、もっと成長できるやり方があると思うと、果てしなく自分が伸びていけるように感じて、すごく楽しいんです。自分自身でも、よくこういうことをしたら良いんじゃないかって発見します。そうやって前向きに考えないと前に進んでいかないと思っています。