俳優の橋本環奈が11月11日、東京・表参道ヒルズにて行われた「クリスマスイルミネーション2025点灯式」に登場した。
点灯の役目を担った橋本環奈が、表参道ヒルズ本館吹抜け大階段に白のエレガントなドレスを身に纏って姿を現した。
髪はすっきりとまとめたシニヨンスタイルに、存在感のあるゴールドの大きなリボンを飾り、ホワイトとシルバーを基調にしたツリーと同じ素材のブーケを手に、華やかな表情で階段を上がり観客を魅了。
点灯式では、青・オレンジ・緑・ピンクなどさまざまな色にに鮮やかに発光し、無数の白い光の玉が空間を包み込む3分間の演出が披露。点灯後、橋本は「光に包まれている感覚で、無心になれました」と感想を述べた。
衣装について「表参道ヒルズの空間と、このツリーに合いますよね。ふわふわで首元があたたかいんです。ガラスみたいに反射してキラキラ光るところがかわいい」と語り、俳優としての華やかさとファッションアイコンとしてのこだわりを見せた。
輝きを保つ秘訣については、「とにかく何ごとも楽しむこと。よく笑って、会いたい人に会うようにしています。時間は有限なので、今できることは今やる。忙しくても友達と会ったり、いろんなところに出かけたりする時間を大切にしています」と日常の習慣を明かした。
美容面については、「乾燥する季節なので保湿をたっぷり。ヘアケアも毎日の積み重ねが大切。寒いときは動けば温まります」と笑顔で話した。
表参道について聞かれると、「表参道ヒルズにはよく来ます。意外とバレないんです、身長低いからかな? 犬のショップやゴルフウェアのお店が好き。食もいろいろあって楽しいです。表参道の街にもよく来ます。山椒が効いた麻辣湯を食べて温まりました」と話し、母へのネックレスを同館で購入した思い出も披露した。
また、最近は撮影現場で花をもらうことが多く、「花瓶を集めるのにハマっています」と橋本。記憶に残るクリスマスについては、「小さい頃から家族と過ごしていました。小3のとき、ほしいものを1~10位までリスト化したら7位のものが届いたんです。たまごっちとか……懐かしい」と微笑んだ。
今年頑張った自分へのご褒美については「かにが食べたい。体が資本なので、体にいいものを食べたい」と語り、来年挑戦したいこととして「世界遺産を見に行きたい」と話し、「ピラミッドとかマチュピチュとか、体力があるうちに」と意欲をのぞかせた。
最後に、「このイルミネーションは見る角度で表情が変わります。建物の構造を生かして、いろんな場所から“自分らしいツリー”を撮影してみてください。写真だけでなく、ぜひ足を運んで楽しんでいただけたら嬉しいです」と来場を呼びかけた。
<イベント開催概要>
実施期間:2025年11月11日(水)~2025年12月25日(日)
実施場所:表参道ヒルズ 本館吹抜け大階段
今年は光のアーティスト・松尾高弘氏率いるアートスタジオ「EMISSION」がデザインを担当。約1,000個のプリズムが空間全体に光を散りばめ、音と動きと光が融合する未来的なクリスマス演出となっている。
表参道ヒルズでは、2025年11月11日(火)〜12月25日(木)の期間、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS TREE 2025」を開催する。会場中央にそびえるのは、独自開発の光学ポリカーボネート素材「Prism Ray」を用いたプリズムツリーである。屈折と反射が重なり合い、空間全体が光のレイヤーに包まれる設計となっている。
ツリー周囲には光の軌跡を描くリング装置「Kinetic Light Vision(K.L.V)」を設置。48個の球体が音楽に合わせて移動し、ツリーと連動して光のパフォーマンスを生み出す。このシステムは2025年大阪・関西万博の関西パビリオン・滋賀県ブースで初公開され、「日本空間デザイン賞2025」エンターテイメント空間部門の金賞を受賞するなど大きな注目を集めたもので、大阪・関西万博以外では今回が初の展示となる。光は粒子のように空間に浮遊し、時間帯によって色調が変化する。華やかでありながら透明感のある輝きが特徴で、従
文:舟守はるな 撮影:仲西一成(Scketto)
