3rdデジタルシングル『好きだよとどっちが先に言うのか?』が2025年10月29日に発売となったRain Tree。メインメンバーとなるのは綾瀬ことり、市原紬希、遠藤莉乃、鈴野みお、永瀬真梨、橋本真希、そしてキャプテンを務めることになった新野楓果。7人のメンバーに、曲について、そしてRain Treeのこれからについてを話してもらった。
―まず3rdデジタルシングル『好きだよとどっちが先に言うのか?』のメイン曲メンバーに選ばれたときの気持ちを教えてください。
新野 1stから続いて2nd、3rdと選んでいただけてうれしかった反面、「キャプテンだから選ばれた」と思われたくなかったんです。だからこそパフォーマンスで成長した面を見せられるよう、セレクションも実力で認められるようにしたいと思いました。これまでよりも責任を感じているし、自分が引っ張る立場として、しっかりやりきろうという気持ちです。
鈴野 3作連続でメインメンバーに選ばれて、本当にうれしいです。ダンスも歌も、見せ方もどんどん研究して、Rain Treeとして、どうすればもっとたくさんの方に知ってもらえるかを考え、頑張りたいと思いました。
綾瀬 1stから2nd、そして3rdとセンターという場所に立たせていただいているので、みんなに恥じないよう頑張りたいです。2ndでの活動期間、フリーライブなどを通じてRain Treeを知ってくださった方もいて、その方たちにとっては初のデジタルシングル発売になります。「Rain Treeいいな」「いい曲だな」と思ってもらえるようにしたいですし、たくさんの方に愛してもらえるよう頑張って歌っていきたいです。
橋本 1stでメインメンバーを経験して、2ndではカップリングメンバーとコンセプト曲を経験させていただきました。今の時点では、メイン、カップリング、コンセプトのすべてを経験しているのは私だけなので、そこで学んできたことや培ってきた、たくさんのものを今回の活動にすべて還元していけるように精いっぱい頑張りたいと思っています。
市原 初めてメインメンバーに選ばれて、最初は本当に緊張していました。撮影もインタビューも分からないことばかりで、テンパって泣いてしまったんです。でも、みんなが「大丈夫だよ」「焦らなくていいよ」って声をかけてくれて。それで落ち着いて、少しずつ楽しめるようになりました。
永瀬 私も初めてなので選ばれたときは驚きました。歌やダンスが特別得意というわけではないけれど、“自然と目がいく存在”になりたいと思っていて。そのために、姿勢や仕草、表情の使い方を細かく意識してセレクションのフリーライブに臨みました。今回、フリーライブのパフォーマンスを観て選んでいただいたのはすごくうれしいです。撮影では、ちょっとポーズに悩んでいたらキャプテン(新野)にアドバイスをもらいました(笑)。
遠藤 今回選んでいただけて、素直にとてもうれしいです。 このセレクション期間中は、自分にプレッシャーをかけながら頑張っていたので、応援してくれたファンの皆さんや家族の応援や愛に対して、結果や成長で応えていけたらいいなって思っています。これからもその姿をたくさん見せていきたいですし、それをきっかけに私のことを好きになってくださる方も増えたらいいなと思っているので、そういう形でグループに貢献できる存在になれるように頑張ります。
-新野さんはキャプテンに就任して最初のシングルとなります。曲ごとにメイン曲メンバーも変わりますし、大変だったことや苦労していること、逆に心がけていることがあれば教えてください。
新野 キャプテンになって2か月くらいなのですが、自分の中ではあまり変わっていません。「キャプテンになったからこうしよう」と思って動いてはいないのが正直なところです。グループを盛り上げていくため、これからもっと成長していくために、Rain Tree内でキャプテンというポジションを作ったと思っているので、その面ではその期待に応えられるように頑張りたいと思います。フリーライブでは初めてみんなで目標を立ててそれを達成することができて、1つの目標に向かって一緒に頑張っていくことがとても大切なんだと感じています。ワンマンライブの目標も、みんなで具体的に決めようという話もしているんです。私はワンマンライブの目標も必ずしも人数でなくてもいいのかなとも思うのですが、具体的な数字があったほうが頑張れるし、ファンの方にも伝わりやすいのかなと思ったので、そういう数字で目標を立てようという話をしました。
―今回の3枚目シングルまでの活動を通してグループ内で感じた変化や思いはありますか?
鈴野 シングルごとに新しい自分を見せていきたいし、Rain Treeというグループそのものも、もっと確立していきたいし、常に成長していきたいので、日々自分にむちを打っています。「もっと上を目指す」というのを自分のモットーにしていて、現状に満足せずに、パフォーマンスに磨きをかけてさらに加速していきたいです。 個人的には、毎回シングルの振り入れをするときに、メンバーが 1人違うだけでかなり印象が変わるなと感じています。今回は(永瀬)真梨ちゃんと(市原)紬希ちゃんが、私の右側ポジションにいることが多いのですが、ダンスのイメージも変わるし、「この子こんな顔するんだ!」っていう発見がたくさんありました。
遠藤 Rain Treeの1人としてもそうなんですけど、アイドルとしての自分の最終目標が「Rain Treeの遠藤莉乃として国民的アイドルになりたい」なんです。グループとしての目標と、自分の中の目標がはっきりあるので、それを意識しながらグループにも貢献できるようになりたいです。 ダンスが得意だと思っているのでそういう部分で引っ張っていきたいですし、今年はフェスに出演させていただく機会も増えてきたので、そういうときに客観的に自分やメンバーのことを見て、アドバイスできるような存在になっていきたいなと思っています。
綾瀬 ハプニングなどにもすぐ対応できるメンバーになりたいなと思っています。イベントの時に曲が止まってしまったことがあったのですが、 そのときに真ん中にいる人が落ち着いて動いていないと、全体が困ってしまうなと感じたんです。Rain Treeをまだ知らない方からしたら、センターって目につく場所だと思うので、そういう方達にも納得してもらえる存在になりたいです。1stのころは「自分でいいのかな」と思ったり、周りに頼ることができなかったんですけど、曲を重ねるごとにだんだんメンバーに相談ができるようになったり。最近はプレッシャーより、「このグループをもっと有名にしていきたい」と前向きな方向に想いが変化しています。「ことりちゃん、真ん中にいていいよね」と思ってもらえるような存在になれるよう頑張りたいです。
橋本 2nd期間はカップリングでフロントにも立たせていただいたのですが、その立ち位置だからこその責任感を感じたんです。カップリングだから気持ちの入れ方が変わるのは違うなと思って、本当に「表題曲にしてもいいじゃん」と言ってもらえるようすごく気合いを入れました。カップリングのメンバーたちと時間をあわせて練習の回数を増やすようにして、たくさん練習してきたつもりです。みんなでお互いに見合って、パフォーマンスするうえでどういうふうに見せるか、どうしたら気持ちがそろって見えるか、というのを考えていくことの大切さを改めて実感できました。もちろん、1人1人の見せ方もすごく研究するんですが、楽曲の世界観を届けるというところまで意識を向けたら、もっともっと人の心に楽曲が届けられるんだと。そこの部分をより一層みんなで意識を高めて、一歩上の段階の練習、そしてパフォーマンスを届けたいと思っています。
-初のメインメンバーとなったお2人はいかがですか?
市原 本当に何も分からない状態からのスタートだったので、「娘の立場」というか、みんなの子どもになった気持ちで周りにたくさん教わりながら、自分のできることはしっかりやりたいです。振り入れの時すごく緊張していて、「めちゃくちゃ怒られるんじゃないか」と心配していたんですけど、みんなの堂々とした背中が頼もしいと感じました。
永瀬 初めてメイン曲メンバーに選んでいただけたので、もちろんすごくプレッシャーや責任は感じますが、これまでもずっと、自分のベストを尽くせるようにやってきたからこそ、今回メイン曲メンバーに選ばれたと思っています。なのでこれからも、自分のベストを尽くすのみだと思います。 周りの人から、「なんで永瀬がメイン曲メンバーなの?」と思われないように、しっかり応えていきたいです。
―『好きだよとどっちが先に言うのか?』はどんな曲になっていますか?
鈴野 最初に聴いたときに「もう冬なんだ」と感じました。ドキドキやワクワクが詰まっていて、歌詞の意味を理解するにつれて、どんどん気持ちが「キューン」となりました(笑)。本当にピュアな愛が描かれている楽曲なので、特に学生の方に毎日聴いてもらえたらと思います。朝起きて聴いて、支度して聴いて、聴きながら学校に行って、聴きながら下校して、寝る前にも聴いて。この曲で毎日幸せな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
綾瀬 初めて聴いたときに、“Rain Treeらしさ”を感じたと同時に、新しい一面も感じられる楽曲だと思いました。曲も振付も全部とてもかわいくて。ふとした瞬間に聴いた時に「この曲好き」と思ってもらって、そこからRain Treeを知っていただけるようなきっかけの曲になればいいなと思います。
橋本 2ndデジタルシングルの「つまり」に続いて、爽やかなテンポの楽曲が来たので、Rain Treeらしさがこの曲で定まってきたと感じています。 タイトルもこれまでで一番長くて、「?」が入っているのがすごく秋元先生の楽曲らしさを感じて、私はとても好きだなと思いました。Rain Treeの曲には恋をテーマにした楽曲も多いのですが、今回は両片思いのような初々しい感じの楽曲になっています。歌詞をじっくり読んでいくと、メンバー内でもさまざまな解釈が出たので、聴いてくださる方も歌詞にも注目して想像してみてほしいです。
―今回の衣装についても教えてください。
遠藤 とにかくフリルとレースがとてもかわいいです。袖とスカートがふわっと広がって、踊るときれいに見えるんです。これまでの衣装とは雰囲気ががらっと変わって、緑のカラーでよりRain Treeらしさが出ていると思います。
永瀬 フィッティングの時に、ティンカーベルみたいで本当に妖精さんという言葉がぴったりな衣装だなと思いました。私はこういうフリフリが大好きなので、とてもテンションが上がりました。 好きなデザイナーさんが毎回Rain Treeのかわいいを引き出してくださるので、とてもうれしいです。 今回、初めて自分の衣装ができて…もう本当にありがとうございます!
市原 ジャケ写を見た時、スカートの長さや袖のモコモコがきれいにそろっているのがかわいいなと思いました。首元のデザインは3人と4人でデザインが違っているのですが、私は首元が開いているデザインが好きなので、とても嬉しかったです(笑)。
―最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
新野 一番近い目標は、初めてのRain Tree1周年ワンマンライブを完売させることです。いま自分たちでも、Rain Treeが広がってきているということを実感しているので、この勢いに乗って、さらにファンの方を増やしていきたいです。ワンマンライブに向けて、3rdデジタルシングルの配信記念リリースイベントもあるので、そこでもまた新しいファンの方と出会い、Rain Treeいいなと思ってもらえるような期間にしていきたいです。もちろん、これまでずっと応援してくださった方たちにも感謝の気持ちを忘れず、「ずっとRain Treeを応援したい」と思ってもらるよう、頑張っていきたいです。
【Rain Tree プロフィール】
2023年4月からスタートし約半年間にわたり行われてきた、秋元康氏が手がけるIDOL3.0 PROJECTオーディション。 約1万人の応募者の中から各種審査を経て選ばれた候補者114名が8月5日にお披露目され、合宿審査を含むオーディションFinal Stageがスタート。Final Stag:1stで114名が45名に絞り込まれ、Final Stage:2ndで45名が29名へと絞り込まれた。その29名の候補者を対象に、9月24日~30日にかけてNIDT IEOの申込者による投票(総投票権数:2,343,894)が行われた。その後ファイナリストのうち17名が、株式会社オーバースの所属タレントとなった。約1年間「FINALIST」として活動を行っていたが、落選から1年のときを経た10月8日から、正式に「Rain Tree」というグループとなり活動を開始し、2025年1月29日に1st デジタルシングル「I L U」でキングレコードよりメジャーデビュー。
公式WEBサイトURL:https://rt-official.jp/
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公式Instagram:https://www.instagram.com/raintree_rt/
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