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僕が見たかった青空、初舞台から1年。 パワーアップしたメンバーたちの稽古に密着!

2025年9月、東京都・足立区の「シアター1010」に、僕が見たかった青空の初舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」が “1年の時を経てパワーアップして帰ってくる!” というウワサを聞きつけた編集部は、さっそく稽古に突撃!



2025年版では2つのルートが用意され、新たに追加となるルートでは、昨年版とは異なるメンバーが “主演” をつとめ、“異なる魅力をもった2つの「夏霞」” がお届けされるという。

今回は、そんなルートA・Bでそれぞれ主演を務める八木仁愛(やぎ とあ)、杉浦英恋(すぎうら えれん)、さらにメインキャストを演じる早﨑すずき(はやさき すずき)と、金澤亜美(かなざわ あみ)、柳堀花怜(やなぎほり かれん)の5人のインタビューに成功した!

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―舞台「夏霞」について、改めてどんな作品か教えてください。

早﨑 今年の見どころは、やっぱり去年と違うところでダブルキャストだと思います。ルートA・Bどちらも僕青メンバー23人全員が出演しているんですけど、でも配役が違うだけで、こんなに違うんだっていうところが楽しめるポイントになっていると思います。個人的な意気込みとしては、私は去年と同じ役をA・Bどちらでも演じさせていただくので、だからこそ少しでも成長したところをお見せできたらいいなと思ってます!

八木 ベースは同じ物語なのに、A.Bルートお芝居する人が変わると雰囲気がガラッと変わってくると思うので、その違いに注目していただきたいですし、どちらも観に来てほしいです! 私もルートBではダンス部員になっていたり、それもそれでまたすごく演じていて楽しいです。全然違うキャラクターっぽくなっている様子を見に来ていただけたらうれしいです!

杉浦 稽古を進めて確信をしているのですが、きっとすごく素敵な舞台になると思います。昨年版では、私はダンス部の部員として合唱部のみんなのお芝居を間近で見ていたのですが、それもすごく良かったんですけど。1年越しに演じさせていただくことによって、また成長した姿を皆さんにお届けできたらいいなという思いが、きっとメンバーみんなも強くなっていると思うので、素敵な思い出を来場してくれた皆さんにお届けできたらうれしいです。

金澤 ダブルキャストで、新しく合唱部に加わったメンバーもいて、A.Bルートで全然違います。この役をこの子が演じるとこんな感じになるんだ、とか。そういう新しい部分が見えて! どちらか一回しか観られない方もおもしろいと思いますし、見比べて観てもおもしろいんじゃないかな、と思います。私も、去年と同じ役を演じさせていただくのですが、去年は大きい声を出すところからはじまっちゃったので(笑)。うまく表現するという以前の問題だったんです。でも今年はやっぱり去年の経験もあって、少しは成長したところを見せていけるんじゃないかなと思います。

柳堀 A・Bでそれぞれ違いもあるんですけど、それぞれの配役に違いがあるからこそ、一人ひとりのフューチャーみたいなものがさらに深くなっていると感じて。もともと23人のメンバーの個性みたいなものは強いんですけど、それをこの舞台を通して、さらにお届けできるのかなと思います。登場人物の名前がそのままメンバーの名前だったりしているのもあって。そのメンバーらしさみたいなものが舞台のなかでも見えますし、もともとのメンバーのキャラクターに合った配役になっていたりもするので。お芝居をしているんですけど、そのメンバーの個人の魅力みたいなものにも気づいていただける舞台になるんじゃないかなと思います。


―杉浦さんと八木さんに質問です。それぞれ主演・座長としての想いを聞かせてください。

杉浦 自分の思いや、どういう色を出したいな、とか。ここ数日でやっと自分の色が舞台に反映されてきたのかなと思うんです。この前のお稽古でやっと。それまでは自分が思うえれんの役を演じていたんですけど、それだとなんていうんですか? どうしても去年のステージよりいい物ができないと演出家の先生に言われて。なので必死に、演出家の先生とたくさんお話しをさせていただいて、そこで杉浦英恋はどういう人物なのかっていうのを必死に探って。やっと自分の色が出てきたので、私的にはここからまた再スタートといいますか、もちろん(八木)仁愛ちゃんのお芝居も、とっても憧れる部分があったので、たくさん参考にしながら、自分の色を出していけたらいいなと思います。お話のストーリー的には、去年の作品とは大きくは変わらないんですけど、やっぱりとあとえれんの性格の違いだったりが舞台に反映されていると思って、言い回しとか印象がガラッと変わるんじゃないかなと思います。

八木 A・B はもちろん全然違うし、なんだろう… 同じ役割やセリフではあるんですけど、その演じるメンバー自身の人柄がだいぶセリフにも入ってくるので、言い方とかがすごくそのメンバー寄りになってきたり、どちらの公演を観ても同じものに感じないようになっているんじゃないかなと思います。


―ルートA・Bどちらも観てみたくなりますね。

柳堀 雰囲気が全然違うこともあって… 私はえれんのルートBのストーリーに共感しました。観る人によって、とあのルートAの方に共感するっていう人もいると思うし、感じ方が全然違うかもしれません。

杉浦 小説っぽいものが好きなら、ルートAの方が好きかもしれないです。きれいなまとまりというか。ルートBは自然体というのか、おもしろさ、自然な空気感がルートBの方なのかな。

柳堀 人によって「こっちの方が感動した」みたいな違いがでるんじゃないかなと思います。




杉浦 あとは日替わりパート! もう本当に、A・Bどちらも本当におもしろくて! 昨年も日替わりパートはあったんですけど、今年のは絶対に観てほしいですね。何回観てもおもしろいです。ここからどう展開するのか全部知ってるのに、毎回涙がでるほど笑っちゃって。

―早﨑さん、金澤さん、柳堀さんに質問です。2年目の公演ということで、今年こその目標は?

早﨑 私は唯一A・Bとも同じ役を演じるので、だからこそ一番違いがだしにくいのかな… とは思いつつ。ただ去年は苦手意識が強過ぎて ”こうやってみようっていうチャレンジ精神” みたいなものが持てなかったので、今年は自分がやってみようと思ったことをやれているなと思います。このまま本番まで挑戦したいと思ったことを重ねて、堂々と本番を迎えられるんじゃないかなって。メンバーもだし、スタッフさんも昨年版と一緒なので空気感がすごくあたたかくて、挑戦しやすい雰囲気があって、すごくいいなって思います。

金澤 私は昨年は声が出なくて、結構悩んだんですけど… そこからはじまったので舞台を通して少しずつ声の出し方がなんとなく分かってきて、今年はすでに「いいね」と言ってもらえてます(笑)。みんなに比べたらまだまだですけど。なので、今年は目標を高く持って、みんなみたいにいろいろ挑戦できたらいいなと思います。

柳堀 なんか、やっぱり自由度が増しているなというのは感じていて、それこそ杉浦(英恋)が自分らしいお芝居に目覚めてやり始めて、それに乗っかってまわりのメンバーたちもやりたいようにやりだして。それを、今演出家さんがきれいに整えてくださるというのを、繰り返してやることができていて、毎回ブラッシュアップされていってる感じです。昨年は、この立ち位置について、ここでこのセリフを言うみたいな… とにかく必死に繰り返しの稽古であって、それを覚えていくことがメインだったんですけど、今年は必ずしもこの立ち位置につかなくてもいいんだ、とか。もっと場所を考えて、状況を考えてお芝居をすることに向き合えているなと感じています。去年よりも成長している部分だなと思います。


―まさに “舞台は生もの” ですね。音楽系のイベントやステージとは違いますか?

早﨑 ライブって、ファンの皆さんとコミュニケーションとってる感じがするんです。だけど舞台は観ていただいて、早﨑すずき役ではあるけど、早﨑すずきとしては立っていないので。ちょっと違う自分を見に来てもらっているという意識が私のなかにあるので、どちらかというとライブよりも緊張してしまうんです(笑)。だけど、その挑戦してる姿を、失敗した部分も成功した部分も皆さんに見てもらえるって思うと、そこはだいぶ違うかなって思います。ライブの時の方が、自分の見え方が想像しやすいかもしれません。

八木 私もそうですね、全然違っていて。やっぱり舞台は物語であって作品で、ライブは来てくださった皆さんと私たちで作り上げてひとつのものって感じなんですけど。舞台は私たちが全部作り上げる ”作品” を観に来ていただいてる感じです。なので、いい意味で皆さんの目を意識しすぎないようにはしています。やっぱり目が合うと緊張しちゃいますし。とあ役ではあるんですけど、自分自身とは違うものをお芝居している感じなので、そこに集中しています。

杉浦 ライブだと、僕青の場合は1日で終わることが多いんですけど、舞台となるとまた長期的なものになってきて。その分、体力も使うんだなっていうのを改めて稽古を通して実感してます。役に入り込むって、すごく体力も頭も使うものだからこそ、夏バテしないように私はがんばりたいなと思いました。最近、やっと初めて自分の色を出したお稽古をしてみたんですけど、その日帰ったら、すぐに寝ちゃって。こんなにも疲れるものなんだっていうのを知らなかったので、すごくいい機会になりましたし、きっとこれからの活動にも活きてくると思います。この舞台では、いろんなことを感じながら、長くて短い間なんですけど、もうとにかくもうがんばりたいなって思います!

金澤 舞台は、とっても緊張します。ライブは結構パワーで行くんですけど、舞台だと一つひとつ自分自身のことを考えながらていねいに演じていくものなので、全然違いますし、毎回すごく緊張してます… 本当に大丈夫かなって。

柳堀 ライブは自分たちの発するエネルギーとかパワーとか、伝えたいものをファンの方々に共有して、一緒に楽しんでもらうっていうのがライブだと思っているので。やっぱりそこと違うのは、舞台は生身のものを観ていただくんだと演出家の先生もおっしゃっていて、本当にその場で起こったことを、物語のストーリーというか、その場で目の前で起こっていることを見てもらって、そこからお客さんが何を感じてもらうかというのは、自由で。私たちが何かを伝えるっていうことではないのかと思います。ある意味、八木(仁愛)も言ったみたいにお客さんを意識しないっていうのは、それは本当にその通りというか。自分たちがこれを伝えたいからっていうよりかは、私たちのお芝居を見てどう思っていただけるか、そこはお客さんの自由という。何かを感じてもらえるようにお芝居しければいけないとは思っています。この舞台を通して足を運んでいただいた方にとってなにか得られるものがあったらうれしいなと思います。


―ありがとうございます。最後に、ひとりずつ2025年の夏の目標を教えてください!

早﨑 浴衣を着てお祭りに行く!

八木 夏の制服着たいなと思います、高3最後の夏なので!

杉浦 私はメンバーと線香花火したいです! すごい憧れ!

金澤 プール行きたいです!

杉浦 英恋も行きたいッ!

柳堀
 うーんそうですね。メンバーのみんなと何かしたいです。バーベキューでもいいし、花火でもいいし、プールでもいいし…。

杉浦
 じゃあバーベキューしよう。

柳堀
 バーベキューして、花火して、水遊びします!



未来へと続く道を、自らの力で切り拓いていく姿を描いた、瑞々しくも切ない青春ストーリー。フィクションでありながら、自身の名前で、メンバー自身に近いキャラクターを等身大で演じ、リアルな空気感を感じることができる、まさに“今の僕青にしか表現できない”舞台。昨年の公演から1年の時を経て、様々な経験を積み重ねて成長した彼女たちが、再び「夏霞~NATSUGASUMI~」の舞台に挑戦する。

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舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」
2025年9月6日(土)~15日(月祝)、シアター1010にて上演

チケット一般販売中
https://bokuao-natsugasumi.com/

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舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」オフィシャルサイト
https://bokuao-natsugasumi.com

【僕が見たかった青空】
乃木坂46公式ライバルとして結成し、2023年8月30日に「青空について考える」でCDデビューした23人組の女性アイドルグループ。『第65回 輝く! 日本レコード大賞』新人賞受賞。2025年3月19日には、5thシングル「恋は倍速」を発売。3月22日からグループ初となる全国ツアーを開催した。8月6日に6thシングル「視線のラブレター」を発売。

《今後の予定》
8月31日(日)豊洲PITで「アオゾラサマーフェスティバル2025」開催
9月6日(土)より「夏霞〜 NATSUGASUMI 2025〜」を東京 シアター1010で上演。
10月18日(土)には、神奈川・KT Zepp Yokohamaでワンマンライブ「僕青祭2025」開催

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取材協力=千葉由知(ribelo visualworks)

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