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IDOLSとして運上弘菜(HKT48)、石田千穂(STU48)、中村舞(STU48)、山口綺羅(Girls2)が揃い踏み!

25日、「IDOLS~夢のシークエンス~」が開催された。別のグループで活動する4人が、実名で架空のアイドルを演じる新しい形のプロジェクト「IDOLS」。第1弾と第2弾の映像プロジェクトを経て、第3弾は初の舞台イベントとなる。

イベント1部は「演劇パート」、2部は「パフォーマンスパート」で構成されており、各右グループのファンが客席を埋め尽くした。

1部 演劇パート

今回のキーワードは80年代。演劇パートで4人は注目されながらも 幻のデビュー曲と共に謎の失踪した「IDOLS」を 熱演。80年代ファッションに身を包んだ4人の衣装にも注目が集まる。

2020年代突如 IDOLSのファンサイトが立ち上がり オフ会が開催される。オフ会に偶然集まる4人の現役アイドルとそれぞれ2役を演じた。

 

2部 パフォーマンスパート

韓国のDJ兼プロデューサー・Night Tempo制作のオリジナル曲「Make A Wish」で全員それぞれに合ったショートパンツコーデで登場すると、客席はしょっぱなからヒートアップ。

(ソロパフォーマンス)

「I don’t know」山口綺羅(ダンスパフォーマンス)

80年代のポップな楽曲だが、山口の長い手足を駆使したダイナミックなダンスパフォーマンスに、装いが新たになる。ステージいっぱいで表現をする様はさすがのLDH仕込みだった。ジャケットをはだけさせながら力いっぱいのパフォーマンスを披露した。

「MUGO・ん・・・色っぽい」石田千穂

工藤静香の名曲を石田が情感たっぷりに歌唱。曲間に口パクでセリフを喋る工藤静香の物真似も取り入れる徹底ぶり。二本指で「目と目で通じ合う〜♪」の部分は有名な振付なので会場も一体となって盛り上がっていた。

「艶姿ナミダ娘」運上弘菜

運上による歌唱で往年のアイドルソングが令和に蘇る。白ブラウス+黒ビスチェ衣装の運上が腕を振るたび、会場全体がコールで沸いた。

「青い珊瑚礁」中村舞

全開のお手振りで会場全体を盛り上げ、ターンした後の「あなたが好き!」で客席を指差す素振りがかわいらしかった。会場からは熱を帯びた「舞Q!」コールが鳴り止まない。

(日替わりメンバーMC &歌唱)

25日1部、26日2部の日替わりメンバーMC &歌唱は「あなたに会えてよかった」石田千穂が担当。ファンからSNSで募ったリクエストソング。25日2部では運上が「赤いスイートピー」、26日1部は中村が「You’re My Only Shinin’ Star」を熱唱する。

(MCタイム)

石田が「MUGO・ん・・・色っぽい」の間奏中に口パクで何を言っていたかを他3人に問うと、すっかり油断して曲を聴き入っていた運上と山口は「え?わからない! すっかり油断していた!」と大慌て。すると中村が見事にお昼に食べた焼き肉弁当のことを語っていたと答え、STU 48メンバーの絆の強さを証明する一幕も。

(ソロパフォーマンス)

「TIMEシャワーに射たれて」山口綺羅(ダンスパフォーマンス)

ドラマチックな照明の下でキレキレのパフォーマンスで魅せる山口。後のMC中に石田が「綺羅ちゃんのダンス、何あれ!」と驚愕するほどダイナミックだった。

「CATCH ME」中村舞

80年代の大人っぽい振付を見事に現代風にアレンジしてダンスと歌唱で魅せた中村。

ペンライトで呼応する客席との一体感も相まって盛り上がった。

「天使のキッス」運上弘菜

ザ ・アイドル松田聖子の王道ソング。さすがはHKT 48のセンター経験もある運上。会場にクラップを求めながら歌い上げる姿が印象的だった。

「My Revolution」石田千穂

誰でも一度は耳にしたことがあるアップテンポのナンバー。サビでは客席にクラップを要求! STU48のファン以外も全力でペンライトを振っている姿が見られた。

(MCタイム)

山口が客席に向かって「みなさーん!盛り上がってますー?」と問いかけると、ものすごい歓声が。運上が初対面で中村が人見知りを発揮し、飲み物を勧めても無言で下を向いて首を振っていたエピソードを披露。その後1日4人で行動したため、無事打ち解けた中村は「少人数だから、徐々に自分からも話しかけることができ、お互いのグループの話などで仲良くなりました」とコメント。

(ユニットパフォーマンス)

「愛が止まらない~TURN IT INTO LOVE~」山口綺羅・中村舞

Winkの名曲もキレのあるダンスに定評がある山口とクラシックバレエ経験のある中村がカバーすると、非常にダンサブルなアレンジとなった。二人が中央で手を合わせ見つめ合う瞬間はレアものだった。

「淋しい熱帯魚」運上弘菜・石田千穂

有名な振付を運上と石田がどのように令和風にアレンジしていた。2人で腕を組みつつ歌い上げ、短期間で出来上がったユニットながら息の合ったパフォーマンスだった。

この後IDOLSとなった4人が畳み掛けるように「フライデーチャイナタウン」「悲しみが止まらない」を熱唱。4人のスケジュールを合わせるのだけでも大変だったと想像できるのに、少ない練習時間を感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露。

(MCタイム)運上が山口に「演劇パート、ライブパートとやってきましたが、どう?」と問いかけ山口が「初めての試みで不安と焦りもありつつ、たくさん練習してきたので、みんなに届いているといいな」とコメント。中村は当初おへそが見える衣装だったが、STU48はおへそ出しNGなので、黒いタイトスカートの上に衣装を足していると告白して会場の笑いを誘う場面もあった。

最後の曲はIDOLS全員で「真夜中のドア」。ドアを叩く振りつけでステージを縦横無尽に移動しながら、会場全体に感謝の気持ちを込める4人。4人が全力のワイパーを見せると、客席も昼公演の終演を惜しむように応じていた。編集部もメディア席にいながら思わず感極まって小さくワイパーをしてしまうくらい一体感のあるフィナーレだった。1部は演劇、2部はライブパフォーマンスと、盛り沢山の内容で昼の部を完走したIDOLS。異なるグループから召集され、グループでいる時とはまた一段と違う輝きを放った4人だった。

見逃し配信はRakuten TVにて

9月2日 23:59まで

https://live.tv.rakuten.co.jp/content/457544/

(玄光社 新刊情報)

【本の概要】
タイトル:STU48 6th Anniversary Concert Documentary Book -届け、あなたのもとへ-
発売日:2023年8月28日(月)発売
定価:3,300円(税込)
判型:B5判 208ページ
版元:株式会社玄光社

※全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。
(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2023

 

 

 

 

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