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武田鉄矢「赤いきつね」CM、ギネス世界記録に認定 41年間を振り返る「赤いきつねを投げられたことも…」

28日、俳優の武田鉄矢さんがCMキャラクターを務める「マルちゃん 赤いきつねうどん」が、「同じ俳優を起用したTVCMを、最も長い間放映し続けている商品」として、ギネス世界記録に認定された。

同日、ギネスワールドレコーズジャパンにて公式認定授与式が開催。イベントに出席した武田さんは「一作品ずつ頭を悩ませてアドリブを演じたり、真剣に向き合ってきたことを認めていただいたのだと思い、嬉しいです」と語った

CM出演が決まった当時を振り返った武田さんは、「CM出演を初めて聞いた当時は、まだ20代半ばで、前年に出演した映画をきっかけに“コミカルな演技が評判の三流フォークシンガー”というキャラクターができてきた程度だったので、“CM出演”と聞いてゾクッとしました」とコメント。

この41年間の思い出について、「海を渡ってアメリカで多くの現地エキストラさんと撮影したときは2、3日で何パターンもの撮影をするハードな現場でした。ターザン篇の現地の人たちに囲まれるシーンでは、下手な英語で“観光”とアドリブで連呼したらその場にいたみんなが笑ってくれたこともありました。各作品に様々な人々との思い出があります。あとは、このCMで付いたイメージが強すぎてライブ会場で赤いきつねを投げられたこともありました」と長年CM出演している武田さんならではのエピソードも披露。

「実はやめようと考えたこともありました。でも当時の社長から熱く語りかけられ、そこからまた頑張ろうと思うことができました」と振り返った。

最後に武田さんは、「教師役を演じた作品で共演した生徒役の俳優さんと、CMで再共演したときに、このCMの歴史の長さを感じます。これまでも、この作品を通して様々なアイドル・タレントや女優さんなどたくさんの方々との出会いがあったので、ぜひ今後も素敵な方々と共演出来たら嬉しいです。そして、今後もより面白い作品を作れるように頑張ります」と意気込みを語った。

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